ブログのお話 ネタのストックがいっぱいあるからといって書けるわけではないというパラドックス

久しぶりにブログのことについて書いてみようかと思います。

本日はネタのストックについてです。

ブロガーを悩ますネタ不足

ブログを始めたばかりの人から、プロまで。ブロガーは常にネタを探しながら生きています。

経験を積めば積むほどネタのストックに困らなくなります。食べた物、行ったお店、買った物、読んだ本、ナンパの仕方、仕事での失敗、ペットのこと、家族のこと、クロールの息継ぎの仕方。生きていればネタの宝庫です。

とはいえ、ブログをはじめたばかりの人はなかなか思いつきません。「どうやってネタを探せばいいんだろ。何をネタにすればいいんだろ」

こんな悩みは全てのブロガーが通る道です。

そして、ブログは毎日書いた方がいいというのが一般的です。

毎日ブログを書くことで習慣化され、同時にブログ筋が鍛えられていきます。記事数が増えることで検索からの流入が増え、読者が増え、PVが安定します。

大抵のブロガーが「よし、今日から毎日ブログを更新しよう!」と決意します。

そうするとまたネタ不足になるんです。毎日ひとネタ。午前中に考えたネタを午後になんとか記事にする。仕事後にネタを探して、なんとか日付が変わる前にネタにする。

まさにネタの自転車操業。いつ不渡りをおこしておかしくない。

そんな修羅場をくぐっていくうちに段々と経験値が増え、「人生の全てがネタ」という極地に到達します。

選択肢が多いとかえって書けない

まあ、僕は「人生の全てがネタ」という極地に至ってないので偉そうなことは言えませんが。それでも常に10〜20個位はストックのネタがあります。

じゃあ、ストックのネタがあれば記事が書けるのか?これがそうでもないんですよ。

人間選択肢が多いと悩むんです。

「あ〜あのネタはとっておきだから、もっと内容を練ってから書こう」

「このネタはボリュームがあるから、もっと時間があるときに書こう」

「逆にこのネタはかなりライトだから、時間がない時のためにとっておこう」

「あ、食レポは昨日も書いたから、別の日にしよう。」

もうね、ネタ帳の前で10分位悩んじゃうんです。

ネタのストックがあれば毎日ネタに悩まなくて済むのか。答えは否。ネタのストックがあることで何を書くか悩むというパラドックス。

結局は無心で書くしかないよね

結局はネタのストックがあろうとなかろうと、目の前のネタに無心で集中するしかないんです。

大事なのはネタのストックがある無しではなくて、目の前のネタに集中すること。

我思う故に我あり

今日の記事はまさに今日思ったことを書きました。ネタのストックがあるのに、どれにするのか決められない。

そんな葛藤を記事に。これで「人生の全てがネタ」の極地にまた一歩近づきました。

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