みなさん生の胡椒って食べたことありますか?ほとんどの人が食べたことないのでは。
シムのお酒を飲んだあとは、胡椒農場に連れていってもらいました。フーコックは良質な胡椒の産地としても有名です。島のいたるところに胡椒農場があります。
もくじ : タップで該当箇所にジャンプ
胡椒畑って初めてみた!胡椒の実って緑なのか!
生まれて初めての胡椒畑。いや〜胡椒を栽培しているところなんてなかなか見かけないですよね。調べてみたら胡椒は熱帯地域の植物なので、日本で育てるのは難しいんだとか。日本で育てるためには温室が必要みたいです。
少し寄ってみました。アサガオやゴーヤのようにツルが棒に巻きついていってます。等間隔に並んでいてキレイですね。
こちらは胡椒の実を収穫してしまったあとの様子。芋虫みたいな形。
そしてこれが生の胡椒。生の胡椒って初めてみましたが緑な色なんです。てっきり黒いのかと思っていました。
胡椒には黒胡椒、白胡椒などがありますが、これは全て同じ胡椒の実から出来ているそうです。違いは加工する過程。以下はコショウ – Wikipediaからの引用です。
黒胡椒
別名『ブラックペッパー』とも呼ばれ、胡椒の木から取れた完全に熟す前の実を長時間かけて乾燥させたものである。世界中のどんな地域を旅しても、塩の隣にブラックペッパーの小瓶が並んでいると言われている。強い独特の風味があり、特に牛肉との相性が良い。白胡椒
別名『ホワイトペッパー』とも呼ばれ赤色に完熟してから収穫した後、乾燥させた後に水に漬けて外皮を柔らかくして剥いたものである。ブラックペッパーより風味が弱く魚料理と相性が良い。薬用には一般的にこれが使われる。青胡椒
完全に熟す前の実で収穫するが、ブラックペッパーと異なり塩漬けまたは短期間で乾燥したもの。「爽やかな特徴のある辛み」があり、肉料理や魚料理との相性が良いとされる。タイ料理やカンボジア料理では、香辛料としてではなく、実を炒め物の「食材」として利用する。なお、別名として『グリーンペッパー』とも呼ばれるが、これはピーマンを指す場合もあるので注意が必要である。赤胡椒
赤色に完熟してから収穫するが、ホワイトペッパーと異なり外皮をはがさずにそのまま使用する。ペルーなど南アメリカの料理で使用されることが多く、マイルドな風味であり、また色合いもよい。別名は『ピンクペッパー』と呼ばれる。
脳天にガツンとくる!生の胡椒を実食
胡椒の実をしげしげと見ていたらツアーガイドが「生の胡椒は旨いから、だまされたと思って食べてみろ!」みたいなことを言いだしました。ツアーガイド本人も食べていたので、まあ問題はないだろうと。一粒ちぎって口に放り込んでみることに。
いや〜、生の胡椒やばいですね。旨いわけではないんですが、かなりクセになる味。口の中に爽やかだけど脳天に響く辛み。若干の青臭さ。何個も食べられるものではないですが、一個食べたらもう一個と口に運んでしまいました。
生胡椒なんてなかなか食べられるものではないので、ぜひともフーコックに来たら食べてほしい。そして、悶絶してほしい。
お土産は農場で買った方がお得!さあ、これで美味しい胡椒料理をつくろう!
胡椒農場では見学だけでなくお土産を買うことができます。写真はスパイスと塩などの合わせ調味料。ベトナムではこういった合わせ調味料をよく見かけます。この合わせ調味料。料理に使うだけでなく、意外なことに果物につけたりして食べるんです。ホーチミンでも切った果物を買うと、大体調味料が付いてきます。
写真はグァバ(多分・・・)。これに調味料をつけて試食できます。熟れきってない果物の酸味、青臭さと塩胡椒主体の合わせ調味料が意外と合うんです。まあ、日本人もスイカに塩をつけて食べますからね。
もちろん胡椒単体でも販売しています。せっかく胡椒農場に来たので、胡椒をお土産に買っていきましょう。
僕も小分けの胡椒を買っちゃいました。白・黒両方とも。日本に帰国してから料理に使うつもりです。ちなみに黒胡椒が40,000VND。白胡椒が50,000VND。今のレートだと大体200円から300円程度。手間がかかっている分、白胡椒のほうが少し高いですね。
胡椒農場で買うことはおすすめするのは理由があります。それは農場で買う方が断然安いんです。胡椒は空港の売店でもお土産として買うことができます。しかし、空港で買うと農場の倍近い値段に。どうせ買うなら農場で買うことをおすすめします。
我思う故に我あり
20分ほどき滞在でしたが生の胡椒を初めてたべたり、試食してお土産買ってとなかなか充実した時間でした。
生の胡椒を食べる機会なんてそうそうありません。食べることが大好きな人、料理好きな人には是非とも行ってほしいです。
さ〜買った胡椒でなにをつくろうかな。
スポンサーリンク