フーコックツアー。前回の胡椒畑から、つづいてはヌクマム工場に。
フーコックのヌクマムはとても有名。最高品質のブランドものとされています。わざわざフーコックまで買いに来るベトナム人もいるとかいないとか。今日はそんなフーコックのヌクマム工場の様子をお伝えします。
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ヌクマムってなに?
ヌクマムってなに?って人も多いかと思います。まずはヌクマムの紹介。以下はヌクマム – Wikipediaからの引用になります。
魚介類に塩を加えて発酵させた食品「マム(mắm)」一種であり。小魚と塩を壺や樽に入れ、冷所で6か月から12か月間熟成させたものの浸出液がヌクマムである。ベトナム料理で使われる頻度が高いためにベトナムを代表する味とも言われ、その役割は日本料理で使われる醤油にも例えられる。砂糖、ニンニク、トウガラシ、ライムなどと合わせてヌクチャムというつけ汁にもされる。
下級のヌクマムは臭気が強いことでも知られ、初めて口にするときに抵抗を感じる人間も多い。ヌクマムを煮炊きに使った時に出る臭気は、くさやに例えられることもある。ヌクマムには多量のアミノ酸とカルシウムが含まれ、タンパク質も多く含むことからダイバーや漁師が体を温めるために飲むこともある。
簡単に言えば魚から作って醤油(魚醤)です。ベトナムでは色々な料理に使用されます。魚醤はタイのナンプラー、日本だとしょっつるなどが有名です。
臭いに注意!すごく魚くさいです!
こちらがヌクマム工場。工場内には魚を発酵させるための大きな樽が並んでいます。使用される魚はイワシやムロアジが一般的なようです。残念ながらこちらの工場では限られた場所から奥を見学できるだけでした。
いや〜それにしても魚臭い!まあ魚を発酵させているのでしょうがないですが。暑い気温と相まって、服に臭いが染み込みそうです。樽の下部についてるバルブを開けると、発酵したヌクマムが出てきます。
瓶詰めしたヌクマムがずらりと並んでいます。
こちらがフーコックのヌクマム。最高品質のヌクマム。料理に使ってみたくなりますね。
お土産の購入はちょっとまった!飛行機内に持ち込めないぞ!
工場内ではヌクマムを買うこともできます。主婦と思われるみなさんが最高品質のヌクマムを求めてきています。
ヌクマムだけでなく海鮮ものの乾物も沢山売っています。このエビとかいい出汁がとれそうです。
これはなんだろ。ナマコかと思ったけどトゲがないしな〜
ヌクマム。50mlの小瓶サイズ。
9個入りだと80,000VNDとなりますが、バラ売りでも購入可能でした。バラ売りでは1本20,000VND。ちょっと割高になります。せっかくなんでお土産にと2本買っちゃいました。
あなたもヌクマムを買ってみたくなったんじゃないですか?
しかし、すごく残念なお知らせがあります!このヌクマムは飛行機で手荷物・預け荷物として持ち込むことができません。匂いが強いため禁止されているそうです。船便・航空便で発送する必要があります。僕はこのことを知らずに空港で没収されてしまいました。
船便・航空便で送るとなるとちょっとハードルがきつくなりますよね。発送費もかかってしまうし・・・日本でもフーコック産のヌクマムを買うことができるようなので、おとなしくそっちで買った方がいいですね。
我思う故に我あり
お土産として買うことができなかったのは残念ですが、料理好きとしてはこういう工場に行くのはとてもワクワクします。
あ〜、お土産で買えなかったと思うとますますフーコックのヌクマムが欲しくなってしまいました。帰国したら日本で買ってみような。また調味料がふえちゃうな‥
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