ベトナムといえば「フォー」が有名。実はフォーには南北で違いがあるんです。
北部のハノイでは、フォーの具がシンプル。肉やネギなどが少しのった程度です。
一方、南部のホーチミンでは香草や生のモヤシなどをタップリと入れて食べます。味もハノイに比べて甘みがあります。
ホーチミンで食べられるフォーは、ほとんどが南部(ホーチミン)スタイル。なかなか北部(ハノイ)スタイルのフォーにはめぐりあえません。
今回紹介するカットゥーン(CAT TUONG)はホーチミンにいながら、ハノイスタイルのフォーが食べられるお店!
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カットゥーン(CAT TUONG)はベンタイ市場近く!ホーチミン観光のついでに行ける!
ベンタイン市場からすぐ。徒歩でも3分ほどでつきます。ベンタイン市場での買い物が終わったら是非。
注:2019年3月に第3区に移店しました。
住所 63 Thu Khoa Huan, Ben Thanh Ward, District 1, Ho Chi Minh City,
お店の外観。夜に来店したので、ちょっとお店の様子がわかりにくいですね。ただ、難しい位置ではないので、地図をたよりにすれば迷うことはないです。
店頭はびっしりと調理された鳥が並んでいます。ベトナムのお店は鳥が並んでいるお店が多いです。ベトナムは地鶏が美味しいので、肉といえば鶏肉です。
少し店内に入ると、大量の地鶏が寸胴の中で煮込まれています。見ただけで、濃厚な出汁が出ていることがわかります。うう〜美味しそう!
店内は比較的キレイなので、ベトナム初心者でも抵抗なく食事できるかと。
色々食べられるけど、やはりフォー・ガー(鶏肉のフォー)でしょう!
メニュー。金額は60,000VNDほど。日本円だと300円前後。ローカルのお店に比べたら2倍ほどでしょうか。それでも、日本人からしたらお手軽な値段です。
色々なメニューがありますが、ここはやっぱりフォーガー(鶏肉のフォー)を選択。50,000VND(約250円)!安い!
メニューはフォー以外もあります。ミーン(春雨)も。スープを吸った春雨も美味しいんですよね〜。
こちらはブン。フォーとちがって丸い米粉の麺。実はベトナムではフォーよりもブンの方がメジャーです。いろんな食べ方があります。
シンプルながら、濃厚な出汁につつまれる幸せ
そして、これが北部スタイルのフォー。具材はとてもシンプル。タマネギ、ネギ、鶏肉のみ。汁が黄色く透きとおっていて、見ただけで濃厚だとわかります。
スープをアップしてみると、鶏肉からタップリと脂が出ていたことがわかります。そして、めちゃくちゃ濃厚で、南部(ホーチミン)スタイルのフォーとはまったくの別物!ホーチミンのフォーというと薄味で、調味料で調整するの一般的です。しかし、ここのフォーは濃厚な出汁が出ているため、ドッシリと存在感がある味に仕上がっています。
出汁をとった後の鶏かな?鶏肉もしっとりとしています。濃厚な鶏出汁とあいまって、口の中を幸せにしてくれます。やっぱりベトナムの地鶏は美味しいですね。
香草などはありませんが、ライム・唐辛子はあります。ライムを入れて酸味をきかせるのも、またまたいい味になります。前半はライム無しで楽しんで、後半から好みでライムを入れて味の変化を楽しんでみましょう。
我思う故に我あり
ベトナムの首都はハノイ。そのため、北部スタイルのフォーが伝統的・正統派な味になります。華やかなホーチミンもいいけど、ハノイも行ってみたくなりました。色々美味しい食べ物があるんだろうな〜。
ホーチミンのフォーに食べあきたら、是非ともハノイスタイルのフォーも試してみてください。フォーの印象ががらっと変わりますよ!
ホーチミン旅行おすすめのガイドブック
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