ベトナムといえばフォー!
でも、それ以上にベトナム人が愛してやまないのがベトナムコーヒー。フォーは毎日食べなくても、ベトナムコーヒーは毎日飲んでるんじゃないかってくらい。
そんなベトナムコーヒーを淹れるためのコーヒーセット。自分のお土産に買ってきていました。今日はそれを開封して、ベトナムコーヒーをいれてみます。
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銀色に輝くベトナムコーヒー専用ドリッパー!
ベトナムで買ってきた、ベトナムコーヒー用のドリッパー。小さい箱に入っていい感じ。

今回買ってきたのはPHUC LONG(フックロン)製。1968年創業のお茶とコーヒーの専門店になります。ベトナムにはコーヒーチェーンが色々あるんですが、PHUC LONGは連日人気。店内か大きくないこともあり、なかやか座ることができないくらい。

箱を開けると銀色に輝くドリッパーが出てきます。ベトナムのコーヒードリッパーはアルミ製とステンレス製のものがあります。アルミ製の方が安いので、街中で見かけるローカルなカフェでは、たいていアルミ製を使ってます。

フタの部分。空気抜きの小さな穴があいてます。

フタをあけてみると中はこんな風になってます。中にピョコっと突起物が。

これは内側のフィルター。突起物をつまんで出してみましょう。

ベトナムコーヒーは二重のフィルターでできてます。内側のフィルターのおかげで、お湯がゆっくりとコーヒーマメにしみていきます。コーヒー豆を押さえる役割も。

内側のフィルター。穴が小さいので、コーヒーのカスもあまり落ちてきません。そのかわり時間がかかるんです。ベトナムコーヒーのドリッパーは紙のフィルターを使いません。

下側から見てみるとこんな感じ。フィルターをコップの上に置きやすいようになってます。たいていのコーヒーカップなら問題なく使えます。エスプレッソ用の小さいカップだと、もしかしたら入らないこともあるかも。

過ぎゆく時間を楽しみ、コーヒー豆からゆっくりと抽出するベトナムコーヒー
では実際にコーヒーをいれてみます!
用意するのはベトナムコーヒー用に挽かれた豆とお湯。コーヒー豆はベトナムコーヒー用に挽かれた豆。だいたい中挽きくらいがいいようです。コーヒー豆専門店なら、「ベトナムコーヒー用に!」と言えば通じるようです。カルディでは通じました!
まずは内側のフィルターをとってコーヒー豆をいれます。コーヒー豆の量は12〜15g。

コーヒー豆をいれたら内側のフィルターをかぶせて、軽く押さえます。コーヒー豆を平らに整えるためです。

少量のお湯をいれて30秒蒸らします。コーヒー豆を軽く蒸らすことが目的なので、お湯は本当少量でいいですよ。


蒸らしているだけなので、カップにはコーヒーが落ちていません。

30秒蒸らし終わったら、ドリッパーになみなみとお湯を注ぎます。蓋をして、しばしまちます。


この待ち時間が長いんです。5〜10分程度。途中で我慢できず蓋をあけてみました。まだまだ抽出が終わってません。

忘れた頃に抽出が終わります。終わったら裏返したフタの上に置くのがベトナムスタイル。これで机の上が汚れません。


ゆっくり気長に待ちながら淹れるベトナムコーヒー。コーヒー淹れるときくらいゆっくりしようぜ!というベトナム人の気持ちが聞こえてきそうです。

我思う故に我あり
今回はホットのブラックでいれてみました。しかし、ベトナムの主流はコンデンスミルクをいれたアイスコーヒー!
ベトナムコーヒーってめっちゃ濃いから、苦いんですよね…ブラックだとちょっと飲みにくいんですよ。
「苦い!」って思ったら砂糖をたっぷり入れてみてください!
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