門前仲町。下町で昔ながらのお店が多い場所。会社が近くにあるため、飲み会で訪れることが多い。
今回は昼間に立ち寄る機会があったので老舗の甘味処に寄ってみました。今回寄ったのはいり江。
昭和初期から寒天、こんにゃくの製造。昭和45年から甘味処をはじめたそうです。僕より10歳位年上の甘味処。
いり江
お店までの行き方
お店は地下鉄東西線、大江戸線の5番出口を出て3分程度。駅の近くなので暑い日にも歩かなくて済む。
お店の外観。流石に建て替えもしているだろうし、材料も今の時代のものを使っているだろうが昔のお店という感じ。
店内の雰囲気
純和風。照明もそれほど明るくない。カフェみたいに読書で長居をするには向かないけど、下町でお茶をするにはこれ位がいいのかなと。
席に着くと温かい緑茶が。まだ真夏前だし店内はクーラーが効いている。温かいお茶がちょうどよかった。そこまで考慮していたのかな?
氷汁粉
あまり下調べをしないで入ったが、結構かき氷の種類が多い。ミルク、カルピス、イチゴ、メロン、宇治、あずき。
そんな中で一際珍しいメニューが目に入ってきた。それが氷汁粉。聞いてみたらお汁粉の上にかき氷が乗っているらしい。
これは今まで出会ったことがなかったため、白玉氷汁粉(780円)を選択。
そして運ばれてきたのがこちら。うお〜確かにてんこ盛りの氷の下に黒い物体が。これがお汁粉か。
アップで見てみると氷の上にシロップがかかってないのがわかる。
スプーンを氷の入れて、お汁粉をかきだしてみる。滑らかなこしあんで、お汁粉と餡子の間位の柔らかさかな。お汁粉みたいに水っぽいほどでもない。
食べてみた感想としては少し甘味が強い。氷と一緒に食べても甘さがかなり残る。
白玉と一緒に食べるとちょうど良い感じになるかなと。歩き疲れた後などならこれ位の甘さがいいのかな。
豆かんが旨い!!
正直言うとかき氷は少し期待外れ(いや美味しいんだけどね)だった。
しかし、まわりをみてるとみんなが注文している品が。
(・ω・)ノ「豆かん黒蜜」
(・ω・)ノ「豆かん白蜜」
(・ω・)ノ「豆かん黒蜜」
どうやらこのお店は豆かんが有名なようだ。半ば勢いで追加の豆かんを注文してみた。
「豆かん黒蜜で」∑(゚Д゚)
そして出てきたのがこちら。なんだこれ。さっきのかき氷と存在感が全然違うぞ。
食べ物にもたたずまいってのがあるじゃないですか。出てきた瞬間に「こいつできる」みたいな。この豆かんからはそれがビンビンに感じてくるんです。
大量のえんどう豆の上から黒蜜をドバッと。
スプーンを入れてみると下には寒天が。
期待を寄せて口に運んでみると、これが旨い!えんどう豆にほんのり塩っ気があり、豆の固さがちょうどいい!グズグズや柔らかい訳ではなく、外側は歯応えがありながら、中はふっくら。
そして、寒天も密度が高くて歯応えがある。
正直、僕はあんみつとかに入ってる豆は否定派なんですよ。柔らかすぎたり、味がしなくて全体の調和を崩したり。あまり良い印象ないんですよ。
だから、豆かんを見た瞬間も若干ひいてしまったんです。
でも、ここの豆かんは僕の想像の斜め上を行ってくれました。あんなに大量にあるえんどう豆が美味しい美味しい。
最近、乾物に凝っていたので豆の良さを知ってるつもりでした。本日、再度豆の旨さを実感しました。
凄いいきおいで完食してしまいました。
我思う故に我あり
いや〜老舗のお店はやっぱり美味しいですね。
かき氷は口にあいませんでしたが、豆かんは生涯一の美味しさでした。
夏にカップルで行く場合は彼氏にかき氷を注文させて、女の子は豆かんを注文しましょう。二つ味わえます。(笑
かき氷の食べ歩きにオススメの本
全国のかき氷が紹介されている本です。かき氷の食べ歩きをするなら一冊持っているといいですよ。
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