2月のテーマを「おでん」としておきながら、結局おでんを食べたのは一回だけだった。
そんな消化不良で終わったテーマだったが、出張先の大阪でむくむくと湧き上がる衝動が。
「関西のおでんが食べてみたい!」
調べてみたら近くに有名なおでん屋があると。それが新福島にある「花くじら」。
もくじ : タップで該当箇所にジャンプ
花くじら
花くじらはJR大阪環状線の福島駅から歩いて5分程度。JR東西線の新福島駅からだと徒歩3分程度の場所にあります。
本店は凄く昔ながらの外観。お店と言うより屋台的な雰囲気。本店は14席しかないので、すぐにいっぱいになってしまうよう。
くそ!おでんが旨すぎる
有名って言っても所詮おでんだし、話のタネにでもなればいいや。
そんな気持ちで行きましたが、ここのおでんが旨すぎて旨すぎて。今まで僕が食べてきたおでんは何だったのかと。
まずはビール。生中もいいですが、一人で飲む時は瓶ビールでチビチビ飲むのも。
お店の名前にもなってる花くじら。鯨の皮と酢味噌和え。これで300円。さっぱりしていて美味しい!花くじらでは、店名の通りくじらを使ったオツマミが多数あります。
タコと定番の牛スジ。タコは塩気が効いていてビールと合う合う。牛スジは今まで食べた牛スジおでんの中でもトップ。全然固くない。
子供の時からはんぺん大好き。
大根、ジャガイモ、ねぎ袋(たしかそんな名前だったはず)。全ての具材が出汁の味を吸って別次元の美味しさに。特にねぎ袋。油揚げに染み込んだ出汁と、中にたっぷり入った青ネギとのコラボレーションが!
春菊。春菊のおでんなんて珍しい。上にとろろ芋がかかっていて、スルッと食べられます。嫌な苦味とかも感じません。
エノキ。本日は「まごわやさしい」のキノコ類を食べてなかったなと思い注文。これもエノキが出汁の味をすって、箸が止まらない。
餅巾着。これも油揚げが出汁を吸って、中の餅にも味が染み込んで。
カイワレと豆腐。カイワレは少し辛味が。口直しにはいいかな。
最後に卵。味が染み込んでいて美味しい。
これだけ食べて2,700円。美味しすぎて、かなりお腹がいっぱいになるまで食べたので普通に食べればもっと格安ですむかと。
カメラを持っていかず、お店の写真も全然とってないレポートになってしまったが味は本当に感動する。冬でもないのにお店は常に満席状態だった。
関西のおでんは本当に出汁の存在感が凄い。出汁で食べさせられる。お皿に残った出汁も飲んでしまう。
関東のおでんはやっぱり味付けが濃いんだなと実感した。
大阪には住んだこともあったのに、この美味しさを知らなかったとは。凄く後悔。
おでんのネタはまだまだあ種類があったので、また再訪したい。
スポンサーリンク