「どうやったら他人と良好な関係を築き、初対面の人とも仲良くなれるだろうか」
アドラーは嫌われる勇気(岸見 一郎/ダイヤモンド社)の中で「全ての問題は、人間関係の問題」と言っています。それぐらい他人との関わりは悩みの種。他人から信頼されたり、親しみを抱いてもらえる技術は重要ですよね。
そんなこともあり今回読んだのは元ドイツ情報局員が明かす心に入り込む技術(レオ/CCCメディアハウス)。
この記事の目次
この本を読むための目的です。明確な目的をもつことで本から深い気づきを得られます。
・仕事、セミナー、女性など初対面の人と有効な関係作りを学ぶため
・関係性を濃くするためには何をすればいいか知るため
この本から自分が知りたいことへの質問です。具体的な質問を設定することで、必要な情報が短時間で身につきます。また、能動的な読書ができます。
・信頼、親しみを作るためにはどうしたらよいのか
・初対面の人と仲良くするためにどんな行動をして、どんな心構えが必要か
・作った関係性を濃くするためにはどんな行動をして、どんな心構えが必要か
・関係性を持続するためにはどんな行動をして、どんな心構えが必要か
・女性との親密になるにはどんな行動、心構えが必要か
・どの様な行動、仕草、心の動きに注目して見ればいいのか
スポンサーリンク
この本から得られた気づきです。
・相手にとって必要なものを、適切なタイミングで与えることで信頼関係ができる。情報、サポート、アドバイスなど
・信頼関係をつくるためには他人の悪口を言わない
・共通の体験があると親しみを感じやすい。特に失敗談がいい
・二人の間で小さな儀式があると親しみを感じやすい
・短期間で接触回数が多いほど親しみや信頼関係をつくりやすい
・相手を高く評価して接する
・どんなに嫌いであったり評価出来ない相手でも、最低一つでも良いところを見つけて接する
・相手を下に見て接すると態度に表れて信頼関係を築けない
・最初の視線に注意する。あくまでも自然に視線を合わせる
・場合によっては相手のルールや服装に合わせる
・信頼の証として自分からギブする
・見返りを期待しない
・もらった情報などは決して漏らさない
・ファーストコンタクトで遠くから見つめてはダメ
・ファーストコンタクトでは見つめるのではなく話しかける
・話しかける時は笑顔で自信をもって
・話しかける時は正面からではなく横から。意識の外から自然に話しかける
・クローズドクエスチョンではなく、オープンクエスチョンをする
・オープンクエスチョンをすることで相手に興味があることが伝わり、会話の主導権もとれる
・「もし〜だったら」と相手を別の立場に立たせて質問することで、相手を効果的にコントロールできる
僕はそんなに人見知りはしない方です。それでもその時のグループ、状況、自分の体調によってなかなか上手く他人と話せないことがあります。知識、技術として見につけておけば安定して他人と良好な関係をつくれるかなと。
この本は海外の書籍に多く見られる実例話も満載です。情報局員ってこんなことしてるんだなと。そんな世界を見てみるにもオススメです。
社畜もフリーもイヤな僕たちが目指す第三の働き方を読んで
気になる人は是非Feedlyの登録を!