【読書録】社長の掟 吉越浩一郎

「どうやったら社長になれるか」

会社勤めの人は一回は考えたことがないだろうか。僕も入社した時は「社長になりたいな〜」と漠然と考えていた。

今回読んだ「社長の掟(おきて) (吉越浩一郎/PHPビジネス新書)」はそんな人にはピッタリの本だ。

目的

この本を読むための目的です。明確な目的をもつことで本から深い気づきを得られます。
・社長の仕事、社員の仕事とはどんな違いがあるのか

・社長はどの様に課題を解決するのか

・社長のメリット、デメリットは

質問

この本から自分が知りたいことへの質問です。具体的な質問を設定することで、必要な情報が短時間で身につきます。また、能動的な読書ができます。
・どの様に課題を解決しているのか

・どうやったら社長になれる?

・社長と社員の違いは?

・社員のメリット、デメリットはあるか?

気づき

この本から得られた気づきです。

問題解決に関して

・情報は全て把握する。

・現場の情報を把握する。現場からの報告は鵜呑みにしない。

・三現主義(現場、現物、現実)で情報を把握する。

・ゼロベースで物事を考える。社是、経営理念でも。

・社長なら前例に縛られず即解決することができる。

・正解がない問題も多いため「決めてあげる」。6割程度の確信でも「決めてあげる」

・時には強権を使うことも重要。結果を示す。

社長の資質、社長の仕事

・愚痴を言わない。社長は根本を変えられるので愚痴を言わない癖をつける

・革命家である。CEOのexectiveはexecute(実行する)からきている

・戦略性をもつ。再発防止、事前の対策

・体力が重要。基礎体力が土台にあり次に気力、能力がある

・会話はオープン、論理性、ユーモアを交えながら

・部下に仕事を任せる時は相手の力量の1割アップ程度を目安。仕事を任せることで育てる

・社長は仕事を楽しいと思うような仕組みをつくる

・社長は数字、姿勢、根拠で納得させる

・社員の間は準備期間だと考え、十分に準備をした者が社長になる

社長の醍醐味

・社長は自分の責任で根本を変えることができる

・自分の理想の会社を目指すことができる

社長に重要なこと

・運などではなく実力で結果を出し続ける

・試行錯誤をしながら実行することで安定した結果を出せる

マインドマップ

読書記録をマインドマップにまとめました。

我思う故に我あり

読みすすめていくと社長になりたい人だけでなく、平の社員でも気がつくことが多いと感じた。

社長と言わないまでも役職につく人間は大なり小なりこの本に書かれていることを実践している。

自分の上司がどんなことを考えているのか、自分はどう働けばいいのか。読んでおいて損はない本!

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