「もっとゆっくりと人生を楽しみたい」
僕のまわりもそうなのですが、もっとゆっくりと人生を楽しみたいって人が増えています。日本人って休むのが下手なのか、ゆっくりするのは定年後って話も良く聞きます。
さすがにこのままでは人生後悔しそうだなと思い、色々考えています。そんな中読んだのが減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (髙坂勝/ちくま文庫) 。著者は会社やめて 「たまにはTSUKIでも眺めましょ」という小さなBARを営んでいます。会社員の頃に比べて収入はへったが、貯蓄に回す金額はあまり変わらず、毎日自分の自由な時間がとれているとのこと。
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目的
この本を読むための目的です。明確な目的をもつことで本から深い気づきを得られます。
・独立などして減収しても楽しく生きるためにダウンシフトの生き方を知る
・生活スタイルをゆっくりにし、その時の興味や時代に合わせて動けるようにするため
質問
この本から自分が知りたいことへの質問です。具体的な質問を設定することで、必要な情報が短時間で身につきます。また、能動的な読書ができます。
・どうやって自分を常識、会社、システムから解放すればいいのか
・ダウンシフトした生き方をするための方法を3つ絞るとしたらなにか
・好きなことをお金にしていくために重要なことを3つあげるとしたら何か
気づき
この本から得られた気づきです。
旅を通して解放する
・会社を辞めた後に旅をした目的は3つ。①世界・社会を知るため。過去を棚卸しして未来を見つめるため。「逃げだったのではないか」というネガティブな気持ちを浄化する。③生活において自分が出来ることを増やすため
・旅先で三日月の月の出、月入りを見て「感動をするのにお金はいらない」と知る
・旅を通して生きていくために必要なものは少ないことを知る
モノに関して
・モノが増えるとムダが増えるし、使うための時間は減っていく
・食材はホンモノを使えば必要のない調味料は減り、丁寧に料理するので片付けも減る。結果的にコストは変わらない
収入に関して
・目的、必要な金額を明確にする
・必要以上に「稼がない自由」を手に入れる
・支出を減らすと共に稼働日も減らす工夫をする
活き活きダウンシフトする
・表面的な上昇志向をやめる。例えば仕事をやめたのに、前より収入を高くしようと無理をするなど
・大量消費生活をやめる
・好きなことを仕事にする
マインドマップ
出張中でスキャナーがないので後日。
我思う故に我あり
本の内容とは関係ないのですが、この本が上手いなと思ったのは凄くお店の宣伝になっていること。そして、お店のコンセプトを理解して、必要としているお客さんを呼び込むこと。この本を読んでお店に行ってみたいと思った人はすごくいい常連さんになるんじゃないかなと。
本の中では著者が営むBER「たまにはTSUKIでも眺めましょ」の名前の由来も出てきます。そんな意味でもお店を訪れる前には本書を読んでいくのをおすすめします。
さ〜、いつ「たまTSUKI」に行ってみようかな。一緒に行きたい人はご連絡ください!
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