「心拍数を計るにしても、どんな心拍数計を使って走ればいいんだ?」
前回の記事で心拍数を計りながらランニングすることをおすすめしました。今日の記事では心拍数計にはどんなものがあるのか、15年くらい心拍数計を利用している僕がざっくりと説明してみます。
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ざっくり分けると3タイプ
心拍数計は次の3つに大きく分けることができます。
- 胸で計測するタイプ(スマートフォン受信)
- 腕で計測するタイプ
- 胸で計測するタイプ(腕時計受信)
胸で計測するタイプ(スマートフォン受信)
発信器を胸に付けて、計測結果はスマートフォンで受信するタイプの心拍数計になります。スマートフォンの普及によって最近増えてきました。
メリット
・胸に装着するので心拍数の計測精度が高い
・スマートフォンと連携するので、記録(ログ)がとりやすい
デメリット
・発信器を胸に装着するのが手間
・運動中に計測結果をスマートフォンでしか見られない
・発信器の電池が切れると買い替える必要がある
実際に僕もWahoo Fitnessの心拍数計を使用していました。Wahoo Fitnessは多くのランニングアプリと連携可能なため、スマートフォンでログをとりたい人には向いていると思います。
しかし、運動中にいちいちスマートフォンを取り出さないと心拍数を確認できるないのが大きなデメリットです。僕はこれが嫌で2週間ほどで使用するのをやめてしまいました。僕が実践している練習方法では段階的に心拍数を上げていくため、こまめに確認できないものは向いていません。
ランニングでなく、自転車等であればホルダーを装着すれば心拍数をチェックしながら運動ができます。
腕時計で計測するタイプ
次に心拍数を腕時計で計測するタイプです。時計に裏に計測器が付いていて、腕に装着するだけで心拍数を計測できます。ものによっては腕時計に指を置いて計測するものもあります。
メリット
・腕に装着するだけで簡単に心拍数を計測できる
・運動中以外でも腕につけたまま使用できる
・ランニング中に心拍数を確認するのが簡単
デメリット
・腕で計測するため正確を心拍数を測れないことがある
腕で計測するタイプの欠点は心拍数に誤差が出やすいということ。心拍数計器は心臓の鼓動で発生する電圧を検知して計測するため、心臓に近い方が有利になります。昔(15年くらい前)に比べて精度はよくなっているようですが、それでも運動中に異常な値がでることがあります。
僕も実際 MIO Alpha 心拍数計を使用していますが、練習中に一回は異常値がでます。強度の軽い運動中に150前後の心拍数を示したり。MIO Alpha に関しては後日メリット、デメリットをまとめる予定です。
胸で計測するタイプ(腕時計受信)
最後が胸に発信器を装着して、腕時計で受信するタイプです。これが一番古くからあるタイプの計測器になります。
メリット
・胸に装着するので心拍数の計測精度が高い
・ランニング中に心拍数を確認するのが簡単
デメリット
・スマートフォンと連携するものが少ない
・発信器を胸に装着するのが手間
・発信器の電池が切れると買い替える必要がある
僕が初めて使った心拍数計もこのタイプです。老舗心拍数計メーカーのポラール社のものでした。胸で計測するタイプでしたので、15年前に使った時も異常値がほとんどなく心拍数を測定できてました。
製品紹介 | Polar Japan
色々な心拍数計を使ってきましたが、ランニングにはこのタイプが一番いいかなと思っています。
我思う故に我あり
まとめてみると結構自分も色々な心拍数計を試しているんだなと。今までで5つくらい試したと思います。実は最近新しい心拍数計を注文しました。こちらも後日レポする予定です。
いや〜今から届くのが楽しみ楽しみ!
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