ホーチミン、特にレタントン通り周辺に関してですがお店の入れかわりが激しいです。特に飲食店。
ホーチミンに住んで半年ほど。街を歩けば飲食店の入れかわりを毎日見つけます。ベトナムは地震もないため、建物も簡易な設計。お店の設備も日本ほどしっかりしていないので、あっという間に入れ替わります。
今日はなんでホーチミンの飲食店はそんなに入れかわりが激しいのか、について書きました。
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そのうち行こうと思っていたらつぶれていた
「お、この店美味しそう今度行ってみよう」「あ、こんな店できたんだ。今度行ってみよう」なんて考えてたら、いつの間にかなくなっていることがよくあります。
二ヶ月ほど前に家の近くにできたお店。クレープみたいなもの売っていました。なんだか面白そうだなと思いながら、仕事が忙しすぎて食べられませんでした。先週やっと余裕ができたんでのぞいてみたら、跡形もなく消えていました。
さすがにこれは極端な例ですが、こんな風飲食店の入れかわりが激しいんです。
集客力と家賃が問題だった
なんでそんなに入れかわりが激しいのか。この前ベトナムに長く駐在している人から教えてもらいました。
単純に集客ができてない
ひとつめは単純な集客の問題。お客が入らなければお店だってつぶれちゃいますよね。
ホーチミンは海外からの観光客、駐在員が多いため意外にベトナム料理を出すお店が少ないんです。(ローカルなお店ならありますが)和食、イタリアン、フレンチ、韓国料理、中華。色々な国のお店が出ています。
和食を例にしてみましょう。お店も日本人が喜ぶように日本の味に近づけます。最初は日本人が来店してくれます。
しかし、日本人だけを相手にしてるとお客の数が限られてきますよね。ベトナム人のお客さんも来ないとお店がやっていけません。
ベトナム人を集客するために料理の味を変えたり、メニューを変えたり。そんなことをしているうちに日本人の客は離れ。
この辺のさじ加減や、ターゲットの設定を上手くやらないと集客ができないそうです。
更新後の家賃が重くのしかかる
もう一つの原因は家賃。更新時の家賃がくせものだそうです。
ベトナムの不動産も一年、二年で更新が必要になります。この更新のときに家賃の増額を要求されることが多いそうです。特にお客が入って儲かってる店ほど。その分け前をよこせと言わんばかりに家賃アップされるんだとか。
ベトナムは景気がドンドン上昇しています。お店をを貸す方も強気なんです。
見方を変えればチャンスにあふれている
短期間で潰れる飲食店も多い。それだけ聞くとベトナムにお店を出すは怖いですが、見方を変えればチャンスにあふれています。
先ほど行ったように景気も上昇していて、人々の暮らしがドンドン良くなっているそうです。そんなベトナムで軌道にのりさえすれば。アメリカンドリームならぬ、ベトナムドリーム。
また、入れかわりは激しいですが、ちゃんと長い間残ってるお店もあります。
イタリアンなんかは日本人が食べても安くて美味しいし、ベトナム人の口にも合うみたいです。イタリアンシェフはベトナムにお店を出してみても面白いんじゃないでしょうか。
我思う故に我あり
そういえばガイド本に載ってたお店も、行ったらつぶれてたりします。僕も何店かお店を紹介してますが、いつまで残っているのかな・・・
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