ノートのプロに学ぶ!あなたのノートの価値を上げる3つの法則 【書評】頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?

みなさん。ノートの書き方って学んだことありますか?

もしくは、自分のノートスキルに満足していますか?

ノートが汚くて、頑張って読みかえしても何が書いてあるかいまいちわからない。そんなことはありませんか?

もし、あなたがこれに当てはまるなら。

今回紹介する頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?を読んでみてはいかかでしょうか?

著者の高橋政史さんは2万人以上にノートスキルの指導を行った、ノートのプロ。本書では高橋さんが見つけた、頭がいい人のノートの法則を教えてくれます。

その法則は「方眼ノートに、見出しをつけて、3分割してつかう」

この3つの法則を実践するだけで、あなたのノートは劇的に良くなるんです。

方眼ノートを使って「見やすい」ノートにしよう!

ひとつ目の法則は方眼ノートを使うということ。本書の中で高橋さんは以下のように書いてます。

東大ノ ートや京大ノ ートをはじめとする 〝合格ノ ート 〟に 、マッキンゼ ーや B C Gをはじめ外資系コンサルタントの使う 「方眼ノ ート 」 。方眼ノ ートを使うだけで 、あなたの書くノ ートが 「パッと見ればすぐわかる 」頭がよくなるノ ートへと生まれ変わります 。

方眼ノートを使うことで、きれいで整理されたノートを簡単に書くことができます。きれいに整理されたノートはただ単に見た目のメリットだけではありません。読み返したときに内容を素早く確認することができます。

方眼ノートの特徴はタテ・ヨコに描かれた線。本書では方眼ノートをつかうメリットが書かれています。これらを意識しながら方眼ノートを使えば、自然ときれいに整理されたノートが書けるようになります。

  • 余白がキレイにとれる
  • 行頭・段落か美しくそろう
  • 行間をバランスよくとれる
  • 文字サイズを調整できる
  • 読みやすい文字が書ける
  • 図表を描くのがカンタン
  • 正確なグラフが描ける
  • 外資系コンサルタントが使うロジカルな図解もカンタンに配置できる

僕はロルバーンのノートを愛用しています。ロルバーンも5mm幅の方眼ノート。しかし、今まで方眼を意識しながらノートを書いたことは、ほとんどありませんでした。

この本を読んでからは方眼を意識しながらノートをとっています。5mm幅の方眼に一文字と決めるだけでもノートが格段に読みやすくなりました。また、段落を合わせるととたんに読みやすくなります。

見出しをつけてノートの論点と結論を明確にしよう!

ふたつ目の法則はノートに見出しをつけるということ。本書の中で高橋さんは以下のように書いてます。

ノ ートの上部に白いスペ ースってありますよね 。あなたは 、このスペ ースに何を記入していますか ? 「あまり意識したことがなかった 」 「日付は記入するけど … … 」という方がじつはほとんど 。でも 、このスペ ースは 、ノ ートの 「最重要スペ ース 」 。

方眼ノ ートでは 、上の白いスペ ースには 、新聞のように 「見出し 」をつけます 。見出しのない新聞が想像できないように 、見出しのないノ ートのペ ージは理解スピ ードがガクンと落ちます

見出しにはそのノートで書かれているテーマ(論点)を書きます。また、最後に結論や要約を書きます。

論点と結論を明確にすることで、読みかえしたときに素早く理解することができるようにります。

僕もそうなんですが、論点や結論を明確にしない人が多いんじゃないでしょうか。

本書の抜粋にも出てくる新聞の見出し。見出しさえしっかりしていれば、それを読むだけで大筋を理解できます。

自分が書いたノートならなおさらです。大量にノートを書いたとしても見出しを確認するだけなら短時間でできます。

せっかく書いたノートを活かすも殺すも見出し次第なんです。

ノートを3分割して思考のフレームをつくろう!

最後の法則はベージを3分割にしてつかうということ。本書の中で高橋さんは以下のように書いてます。

方眼ノ ートを 「 3分割 」して使います 。左から右へ 、ノ ートを 「 3分割 」し 、 「ファクト (事実 ) →解釈 →行動 」の流れでノ ートを書きます 。

じつは 、 「ファクト (事実 ) →解釈 →行動 」の 「 3分割 」でノ ートを書くというのは 、東大合格生から全米有名大学生 、さらにはマッキンゼ ーをはじめ外資系コンサルティング会社のコンサルタントが共通して実践している 、頭がよくなる世界標準だということをご存じでしたか ?

3分割を図に表すと下のようになります。図中で( )で囲っているのは勉強ノートとして使う場合の分け方。

3分割にすることで得られのはフレーム(型)。このフレームにそってノートを書いていけば、誰でも、いつでも一定以上の結果が得られます。

マッキンゼーがつかっている空・雨・傘は有名ですよね。

空を見たら雨雲がでている(事実)
これは雨がふりそうだ(解釈)
傘をもっていこう(行動)

ノートを使うときに「事実」だけを書いている人が多いんじゃないでしょうか。

事実をどう解釈するか。どんな気づきがえられるか。

えられた解釈をどんな行動に結びつけるか。事実と自分の気づきをどう結びつけて要約するか。

ノートを3分割にすれば自然とできるようになるんです。

僕も今まで意識して書いていましたが、どれが事実で、どれが解釈なのかわからなくなっていました。また、解釈を書かないでいきなり行動に結びつけてしまうことも。

フレームをしっかり作ることで、どれが事実・解釈・行動なのかしっかりと分けることができました。また、書きわすれもないので、しっかりと思考した結果で行動を決めることができています。

いちいちノートを三分割をするのが面倒と思うかもしれませんが、とんでもない。見出しの欄を入れても三本の線を描くだけ。それだけで思考の深さが劇的に変わりますよ!

我思う故に我あり

いかがでしてたでしょうか?どれも簡単にすぐ実践できることですよね。3つの法則のうち一つを実践するだけでも効果がでるんじゃないかと思います。

今すぐ方眼ノートをひっぱり出してきて、試してみましょう。きっと今までのノートよりもキレイに、わかりやすくなってるはずですよ。

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