今年の春からり引っ越し、一人暮らしを始める人も多いのではないでしょうか。
自炊のためにどんな道具をそろえればいいかわかりますか?
僕は一人暮らし歴10年。料理好きなので、色々買い足してそこそこ良い道具を使っています。
「この道具すごくいいよ!」ってオススメはいっぱいあるんですが、それなりの値段になってしまいます。
でも、一人暮らしを始めるならできるだけ費用を抑えたいですよね。
ということで、全部合わせても1万円くらいで買える料理道具を10個ピックアップしました。1万円あればなかなか良い道具がそろいますよ!
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一人暮らしの自炊にオススメな料理道具10選
今回は限られた予算の中で、次の3つ基準で道具を選びました。
- コストパフォーマンスが高い
- 使用頻度が高い
- 自炊を楽にしてくれる
下村工業 ネオヴェルダン 三徳包丁
料理を楽しむのに良く切れる包丁は欠かせません。自炊初心者には手入れが簡単なオールステンレスの包丁がオススメです。
包丁の形は三徳包丁。肉、魚、野菜と万能に使用できます。三徳包丁は刃が比較的まっすぐなので、材料を切る時にミスが少ないんです。1本1,700円前後。
Henckels HI包丁研ぎ器
包丁を買ったら研ぎ器も一緒に買いましょう。
どんなに高い包丁でも、使い続けると切れ味が鈍ってきます。安い包丁でもしっかり研いでいれば長年使えます。
ちゃんとした研ぎ石は技術が必要なので、簡易研ぎ器がオススメです。1個1,000円前後。
パール金属 抗菌 まな板 M
まな板はどこのメーカーでも大差ないですが、できるだけ大きいモノを選びましょう。
まな板が大きいと材料が切りやすく、自炊する気になります。小さいまな板だと材料を切るのが面倒になり料理しなくなるんです。
最低でも320×200mmは欲しいですね。1枚900円くらい。
キッチンの大きさに余裕があるなら370×220mmがオススメです。ちょっと高くなって1枚1,300円くらい。
Henckels ケルン 料理ばさみ
料理ばさみが一本あると便利です。
いちいちまな板を出して、包丁で切るのが面倒なことってあるんですよ。そんなときに料理ばさみがあると楽チンです。
袋などを切るくらいなら普通のハサミでもいいんですが、野菜、肉を切るならしっかりとした料理ばさみを買った方がいいですよ。
安いものなら1,000円くらいで買えます。
貝印 SELECT 100 T型ピーラー
料理初心者にはピーラー(皮むき)が必須です。
料理に慣れてないと野菜の皮もむくのにも時間がかかります。時間がかかると段々めんどくさくなってきて、自炊をやめちゃうんですよ。
意地を張らないでピーラーを使いましょう。1,000円前後で買えるので安い投資です。
皮をむくのすら面倒なら、たわしがオススメです。
根菜類などはたわしでゴシゴシ洗い、皮をむかないで料理します。皮は栄養が豊富なので、一緒に食べちゃった方が体にはいいんです。100円ちょっと。
米とぎ棒
秋から冬にかけて米とぎ棒が大活躍します。これがないと米を炊かなくなります。笑
米はお湯で研ぐと割れてしまうので、寒くても冷水で研がなくてはいけません。
昔は精米技術が不十分だったので、しっかりと米を研ぐ(米同士をすり合わせる)必要がありました。今では精米技術が発達したので、軽く混ぜて汚れを落とす程度でいいんです。1本500円くらい。
米ピタクリップ
お米を炊くのに米ピタクリップは必須です。
これがないと水切りするときに無駄な神経を使います。うっかりと排水口にお米を流してしまうと最悪です。料理する気なくなります。
1個150円くらい。ペットボトルジュース1本分の値段で買えるので、絶対買っておきましょう。
イシガキ産業 スキレット フライパン
フライパンはテフロンよりもスキレットがオススメです。スキレットフライパンは伝熱性か高いのでかんたんに美味しく料理できます。アヒージョや燻製など、料理のレパートリーが広がりますよ。
テフロンのフライパンは一見便利そうですが、空焚きができず、火加減が意外と難しいんですよね。テフロンがはがれてしまい、定期的に買い換えなくてはいけないのもデメリットです。
スキレットは手入れさえしっかりとすれば長年利用できます。油に馴染んでいくとさらに料理しやすくなるという楽しみがあります。650円くらい。
スキレットを買ったら蓋も一緒に買いましょう。蓋があると蒸し焼きなどができるので、料理のクオリティが一気に上がります。半熟の目玉焼きを作るにも必須です。1,100円くらい。
若い人なら15cmより18cmの方がオススメです。大きめの肉を焼いたり、焼きそばを焼いて熱々のまま食べたりできます。直径が大きくなると値段、重さが上がるので注意してください。
18cmだと本体と蓋を合わせて2,100円くらい。
和平フレイズ パンチングボール
ボウルよりも先に、パンチングボールもしくはザルを買いましょう。
ボウルはあると便利ですが、丼・食器などで代用できます。
でも、ザルは他のものでは代用できません。そうめんを茹でたあとにパンチングボール・ザルがないと悲惨ですよ。3つセットで1,300円くらい。
ジップロック ベーシックアソート
余った材料、料理を保存するのに容器は必須です。
ジップロック ベーシックアソートは4個入り。手軽な価格で使いやすい大きさがそろいます。
まずはジップロック ベーシックアソートを購入。使ってみて足りないものを買い足すのがオススメです。4入りで400円くらい。
予算に余裕があるならオススメの料理道具
今まで紹介した商品は全部合わせても1万円程度で買えます。
でも、予算に余裕があるならワンランク、ツーランク上の料理道具がオススメです。
とういうことで、僕が僕が愛用している、していた料理道具を紹介します。
グローバル 三徳 3点セット
グローバルの三徳包丁、ペティナイフ、簡易研ぎ器のセット。
スタイリッシュな外見、切れ味が特徴です。熟したトマトでも驚くくらい薄く切れます。
ペティナイフ(小型の包丁)は使い勝手よく、かんたんな料理ならペティナイフがあれば十分です。3点セットで15,000円くらい。
グレステン 三徳庖丁
グローバルよりさらに使いやすいのが、グレステンの三徳包丁。
切れ味が良く、グリップ部分がすべりません。グローバルよりも刃が厚くてしっかりしているので、固い根菜類も良く切れます。1本12,000円くらい。
ツヴィリング クラシック料理バサミ
ツヴィリングのクラシック料理バサミは切れ味が半端ないです。最初使ったときは驚きました。
固い昆布、スルメなどもかんたんに切れちゃいます。値段以上の切れ味です。
10,000円を超えますが、シャーブニングサービス(有料)があるので一生使えますよ。
ストウブ ココット・ラウンド 18cm
鋳物ホーローの鍋です。
ストウブのココット・ラウンドがあれば煮込み料理、焼き、蒸し焼き、揚げ物、炊飯などほとんどの料理が美味しくつくれます。
18cmは1〜2人用にちょうどいい大きさ。小回りがきくので、同棲・結婚してもサブの鍋として活躍してくれます。
大事に使えば一生使えるので、コストパフォーマンスはとってもいですよ。海外からの並行輸入品で15,000円前後。国内正規品だともう少し値段が上がります。
ストウブ ラ・ココット de GOHAN
鋳物ホーローの鍋です。
羽釜似た形で、美味しいご飯が炊けます。炊飯以外に煮込み料理にも使えますよ。
30分程度で炊き上がるので、仕事上がりの自炊にオススメです。
Sサイズで1.5合、Mサイズで3合くらい炊けます。Sサイズは15,000円くらい。Mサイズは22,000円くらいです。
ストウブ ホットプレート
鋳物ホーローのホットプレートです。
基本的な使い方はスキレットフライパンと変わりませんが、表面がホーロー加工されているので洗剤で洗えます。(鉄のスキレットは洗剤を使えない)
手間がかからないのと、スタイリッシュな外見が気に入っていて、ほぼ毎日使っています。14,000円くらいしますが、コストパフォーマンスは高いです。
細長いオーバルタイプ、丸いラウンドタイプがあります。
野田琺瑯 ホワイトシリーズ
野田琺瑯 ホワイトシリーズを使うと、もう他のタッパーは使えません。
本体がホーロー加工されているので、食材の鮮度を長く保ちます。ホーロー加工された本体は冷凍保存や、そのまま火にかけることが可能です。
弱点をあげるなら、汁物の密封性が低いです。大きさにもよりますが、1個1,000円〜2,000円前後。
【おまけ】楽しく自炊するために動画を見よう
楽しく自炊を続けたいなら、動画を見ながら料理するのがオススメです。
自炊って面倒だし、一回30分以上かかります。料理だけしていると飽きちゃうんですよ。
僕は普段テレビを見ないんですが、自炊の時間はアニメやドラマを楽しんでいいっていうマイルールにしています。
アマゾンプライムビデオなら月額325円。こんなに安いのに内容が充実しています。まだ加入していないなら、一度ラインナップを見てみるといいですよ。
我思う故に我あり
一人暮らしを始めるときは、ついつい100円ショップで買いそろえてしまうんですが、あんまりオススメできません。
安いからと行って無駄なものを買ってしまうし、結局満足できなくて買い換えることになります。
最初にうちに予算内で良いモノを揃えるのが一番節約になります。自炊をしなくなって外食をする方がよっぽど浪費につながりますよ。
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