本記事では東京 日本橋にある老舗おでん屋 お多幸本店を紹介します。
ランチに名物の「とうめしを堪能してきました。
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日本橋の有名店
今回行ってきたのはこちら。
地下鉄日本橋駅B5出口からだと徒歩1分。JR東京駅八重洲北口からだと徒歩5分の好立地にある。創業したのは大正12年(1924年)。純関東風おでん屋で銀座5丁目(ソニービルの隣)から、平成14年7月に日本橋移転。90年続く老舗のおでん屋さん。 まずお店の名前がいい。幸せになりそうだ。
名物の「とうめし」
このお店で名物といえば「とうめし」だ。最初聞くとなんのことだかわからないが、ご飯の上に豆腐を乗せた一品。今回はランチの「とうめし定食」(650円)を注文。とうめし定食にはとうめしの他にシジミの味噌汁、サラダ、玉子と大根煮、薬味のネギが着いてくる。 これがお多幸名物のとうめし定食。この豆腐はただの豆腐じゃない。90年続く老舗のおでん出汁が、これでもかと染み込んでいる。ご飯も醤油味で炊き込み、おでんの出汁がつゆだくでかかってる。 またこの豆腐が絶妙に柔らかい。絹ごし豆腐だと思うが、おぼろ絹ごしとよびたくなる。ツルッとした絹ごしでなく、ホロっと崩れる絹ごし。おもわず丼をかかえてかっこみたくなる。無造作にご飯の上にのせてるだけに見えるが、上手くのせるには技術が必要そう。 豆腐だけでも美味しいがトッピングを加えるとまた違った味わいが。ネギ、七味唐辛子、辛子。どれもとうめしに合う。
とうめし以外も美味しい
とうめし以外にもついてくるオカズが美味しい。おでん屋のサラダに期待はしていなかったが、意外にもドレッシングが美味しかった。タマネギが入っていたが自家製かな? 玉子と大根の煮物(おでん?)も味が染み込みまくってる。おでんの玉子は黄身のパサつきが気になるので、あまり好きではない。だが、ここの黄身はしっとり。半分に切ってあるせいだろうか? せっかく来たのにとうめしだけでは勿体無いのでおでんを注文することに。今回頼んだのは「魚すじ(うおすじ)」食感とか味的には、かまぼこの歯ごたえと味を増した感じ。お酒が欲しくなる。
☆とうめし単品も
こちらのとうめしだが単品でも売っている。とうめしだけで370円。ランチなら定食にしたいとこだが、夜に来た時でも締めの一品として食べられる。
まとめ
とうめしは味の染み込んだ豆腐をのせただけの簡単な料理。だが、長年仕込んである出汁が染み込んでいるだけでこんなに旨くなるとは。会計の時には夜の分の仕込みをしていた。おでん器具の中にズラッとネタが浮かんでいて、「うわ〜うまそう」と。 ちなみにランチは13:30にラストオーダー。行くときは時間に気をつけて。ラストオーダーあとにもお客さんがやってきては残念そうに帰っていた。
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