夢をかなえるゾウ 課題19「誰か一人のいいところを見つけてホメる」 ほめ上手は人たらし

課題19は「誰か一人のいいところを見つけてホメる」だ。

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他人をほめることの重要性

ええか?人は、自分の自尊心を満たしてくれる人のところに集まるんや。

人の自尊心が満たせて、人から応援されて、押し上げられるようなやつが成功してくんや。

だってそうやろ?周囲から嫌われて足引っ張られまくっとるやつが成功するわけないやん。

たまたま何かの拍子でうまいこといっても最終的には足引っ張られて蹴落とされるやん。

これ当たり前のことやけど、ホンマに当たり前のことなんやけど、成功したいんやったら絶対誰かの助けもらわんと無理やねん。

そのこと分かってたら、人のええところ見つけてホメるなわちゅうのは、もう、なんや、大事とかそういうレベルを通りこして、呼吸や。呼吸レベルでやれや!

夢をかなえるゾウ

今回の課題では他人から応援され、協力されることがいかに需要かを教えてくれる。

本文でも出てくるが、鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーは鉄鋼のことをよく知らなかったそうだ。

そんな彼が鉄鋼王と呼ばれるまでに登りつめたのには理由がある。

相手のことを褒め、相手の自尊心を満たし、自分の協力者を増やしていったのだ。

多くの人から愛され、応援されている人物が成功しないわけないのだ。

 どうやってほめればいいか

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他人をほめろといっても、具体的にどうほめればいいのか迷うはずだ。

僕も今回の課題を見て困ってしまい、何冊かヒントになりそうな本を買ってみた。

ほめ言葉ハンドブックの中からほめるための秘訣を紹介する。

☆正しいほめ言葉の六原則

1.事実を、細かく具体的にほめる

君は素晴らしい」などと漠然にほめるのでは効果がうすい。事実に対して、具体的にどこが良かったのかを細かくほめる。

2.相手にあわせてほめる

人によってほめられたいポイントは異なる。相手を観察して、相手がほめられて欲しいポイントをほめる。

3.タイミングよくほめる

同じほめるでもタイミングを逃しては効果がうすい。相手がよいことをした時、すかさずほめることが重要だ。

4.先手をとってほめる

お互いをほめ合う時。特に自分が成果を上げている時こそ、先手必勝で相手をほめるべきだ。

自分の方からほめることで謙虚で調和を大切にする人だという評価になる。

5.心を込めてほめる

美辞麗句を並べるのではなく、飾らない言葉、シンプルな言い回しの方が相手の心に響く。

6.おだてず媚びずにほめる

「ほめる」ときは事実にもとづき相手の優れているところを言葉で伝える。

事実でないことを伝えるのは「おだてる」。相手に気にいられようとするのは「媚びる」。

☆ほめ上手になるための四つの心がけ

1.ほめる要素を探す

ほめる要素は能力だけではない。あげればきりがないほどある。

外見
内面や性格
勤務態度
仕事への取り組み方
言葉づかい
etc

2.ほめ方のレパートリーを増やす

ほめるとは相手の長所や優れている点に言及するだけではない。

相手の意欲や自発性を引き出すことができれば、その言葉や表現は、ほめ言葉ととらえることができるといえる。

「ありがとう」「お疲れ様」といった感謝の言葉も相手の存在や働きを承認するメッセージであり、相手の意欲や自発性を引き出す。

3.力加減をコントロールする

ほめることに慣れてない人は、過剰なほどベタぼめしてしまい、ほめない時はまったくほめない。

100かゼロ。オンかオフの二者択一の行動になりがち。

ラジオのボリュームのように評価にあわせてほめ加減を調整することも大事。

4.あきらめずに実践する

今までほめることを実践していなかった人がはじめると、最初は違和感を感じる。

それでも途中で投げ出さず、新しい習慣になるまで続けていくことが大切。

習慣化の本は何冊が出ているが、大体一つの習慣を身につけるのに3週間(21日)程度かかると言われている。

〜ほめ方のまとめ〜

☆正しいほめ言葉の六原則
1.事実を、細かく具体的にほめる
2.相手にあわせてほめる
3.タイミングよくほめる
4.先手をとってほめる
5.心を込めてほめる
6.おだてず媚びずにほめる

☆ほめ上手になるための四つの心がけ
1.ほめる要素を探す
2.ほめ方のレパートリーを増やす
3.力加減をコントロールする
4.あきらめずに実践する

我思う故に我あり

昨日、外食先で女性の店員さんをほめてみた。

参考にしたのは出逢いの法則等を書いているイチローさんのテクニック。

女性の容姿に対して言及するのではなく、相手のこだわりをほめるのだ。

自分のこだわりがある物をほめられると人はうれしくなる。

今回は店員さんが身につけていた腕時計をほめてみた。

腕時計をほめられたことはなかったらしく、そこで会話が弾んだ。

このテクニックは男性相手にもつかえるので、会話の糸口に困ったときにおすすめだ。

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