『稼ぎが10倍になる「自分」の見せ方・売り出し方』野呂エイシロウ 稼ぎを10倍にするための心構えを知る! その2

昨日に引きつづいて稼ぎが10倍になる「自分」の見せ方・売り出し方(フォレスト出版)の気に入った箇所をピックアップします。
『稼ぎが10倍になる「自分」の見せ方・売り出し方』野呂エイシロウ 稼ぎを10倍にするための心構えを知る! その1

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面接必勝法

その会社から内定をもらうという立場を先取りすれば、面接官はいずれ上司になる人です。そう思ったら好感を持てるし、どんな質問に対しても気持ちよく答えられます。

ところが、「面接官だ」と思うと、その瞬間から「自分を合格か不合格かを決める人」になります。そういう人にたいして、リラックスして対応できるわけがありません。

「上司になる人かんだから、早めに挨拶するつもりで行っておいでよ」

こうやって学生を送り出すと、その面接はうまくいきます。

確かにと納得できましたが、そんなことできる人はそもそも悩まないような…あまり人見知りなどしない人が、更に上手くいくために心得ておくとよいのかなと。

個人的には、逆の立場でも使えるのではないかという気づきがありました。

面接を受ける側ではなく、面接をする側。いかに相手を緊張させないかというヒントにもなるのではと。

本当のPRは「ラブミー」

PRしているつもりで、知らず知らずのうちに自分勝手な押し売りばかりしていませんか?

「バイミー」は、PRではなく広告です。

本当のPRとは、「ラブミー」です。

例えば、僕が自分の書いた本を、ブログの読者に買ってもらいたいと考えたとしましょう。

「新刊がでました。是非買ってください」
とお願いするのは「バイミー」
これによって買ってくれる人は、ごくわずかです。

だったら、本の重要な箇所をネットで公開して、
「こんな情報があります。ぜひ参考にしてください!」
と言って、見た人に役に立ててもらったほうが賢明です。

「バイミー」な広告を出している本ほど、中身は大したことない印象があります。

逆に「ラブミー」で出されている本は、中身だけでなく著者にも好印象をいだきます。

あるセミナーで「出版は利益を出すためでなく、自分の名前を売るための名刺だ」というようなことを習ったことがあります。

これは「ラブミー」の視点ですね。名刺だと思えば本を配ることに抵抗感がないし、要点を公開することに躊躇しないはずです。

出版で利益を出すことだけを目標としてしまうと、自然と「バイミー」的な広告になってしまうのかなと。

「ラブミー」で真っ先に思いついたのが立花さんのこちらの記事。
社畜だった僕が好きなことだけして食っていくために実行した11の大切なステップ! | No Second Life

自分の本の要旨をまとめてブログにアップしています。「バイミー」だったらこんなことしないで、中身は伏せておきますよね。これなら記事を読んで満足した人はファンになるし、もっと読みたいと思った人は自然と本を買っていくはずです。

仕事を一度断る

ネットで有名になって、リアルな仕事もどんどん増えてきたら、さらに自分のステージを意識的に上げる方法として、「一度、仕事を断る」ことをおすすめします。

僕の経験上からも言えることなのですが、仕事って一度断るとそれ以上の依頼が入ってきます。

売り切れる商品は値段が下がりません

あえて仕事を断るということは、あなたを「売り切れ」状態にするということです。

これは勇気がいりますが、それだけ得るものが大きいのかなと。条件の悪い仕事ばかり数をこなしても、貧乏暇なし状態に。

せっかく条件の良い仕事が来た時に力が発揮できません。駆け出しの時は勇気がいるかもしれませんが、仕事を断ることもチャンスをものにするために大事なことなんですね。

我思う故に我あり

タイトルと表紙のデザインで色物の本かと思っていましてが、中身はとても濃い戦略本。

読みやすいし、すぐに試せることもあるので、稼ぎを増やしたい人でなくてもおすすめです!

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