本記事ではジュエル・チャンギ空港(JEWEL-CHANGIAIRPORT)を紹介します。
シンガポール チャンギ国際空港は、世界の空港ランキングで7年連続1位を獲得。
(2013〜2019年まで受賞)
世界一の空港と言っても過言ではありません。
そんなチャンギ国際空港に、新施設「ジュエル・チャンギ空港」がオープンしました。
本記事ではジュエル・チャンギ空港の行き方・営業時間・混雑状況・格安チケットの買い方、攻略法などを詳しく解説します。
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もくじ : タップで該当箇所にジャンプ
ジュエル・チャンギ空港とは? その魅力は?
ジュエル・チャンギ空港は、2019年4月17日にオープンした複合施設。
チャンギ国際空港に隣接し、シンガポールの新しい観光名所となっています。
工事期間は約4年。総工費は約1,400億円。
マリーナベイサンズを建築した、モシェ・サフディ氏がデザイン。
単なる商業施設ではなく、中央の人工滝と植物庭園が特徴的です。
ジュエル内にはレストラン、ショッピング、ホテルを完備。
出発前の旅行者、乗り継ぎで利用する旅行者が快適に過ごせる施設となっています。
ジュエル・チャンギ空港【基本情報】行き方・営業時間・混雑状況など
まずは、ジュエルの基本情報から解説します。
住所・場所
ジュエルはチャンギ国際空港に隣接しています。
住所 : 78 Airport Blvd, シンガポール 819666
行き方・アクセス方法
ジュエルへのアクセス方法はシンガポール市内からと、それぞれのターミナルからで変わってきます。
それぞれ詳しく解説しますね。
シンガポール市内から行く場合
シンガポール市内から行く場合、タクシーを使って移動するのが一番楽です。
2階がタクシー乗り場、降車場所になっています。
運転手が降車場所を知らないなら、ターミナル1の出発階に向かってください。
ターミナル1で車を降りて、信号をわたれば同じくジュエルの2階です。
ターミナル1から行く場合
ターミナル1の到着ロビー(1階)は、ジュエルの1階とつながっています。
荷物を受け取り、税関を抜けるとジュエルの入口が目の前にあります。
ターミナル2から行く場合
ターミナル2の3階と、ジュエルの3階が通路でつながっています。
(ターミナル2の到着ロビーは1階。出発ロビーは2階)
ターミナル2からジュエルへの移動は歩く歩道。ゆっくり歩いて7分程度かかります。
ターミナル3から行く場合
ターミナル3の2階(出発ロビー)と、ジュエルの3階が通路でつながっています。
(ターミナル3の到着階は1階)
ターミナル3からジュエルへの移動は歩く歩道。ゆっくり歩いて7分程度かかります。
ターミナル4から行く場合
ターミナル4からは、直接ジュエルに移動できません。
ターミナル4からシャトルバスを利用してターミナル2へ。ターミナル2から徒歩でジュエルに移動します。
期間限定ですか、ターミナル4とジュエルを結ぶシャトルバスが運行することもあるようです。10:00〜24:00まで10分間隔で運行。
営業時間
ジュエルは24時間営業していますが、レストラン・ショップは各店によって営業時間が違います。
24時間営業している飲食店もあるので、深夜・早朝の利用が可能。
また、ジュエルのシンボルと言えるRAIN VORTEXは、9:00〜23:30まで。時間をすぎると水が止まります。
混雑状況
統計データを見ると、月〜金曜日ほとんど混雑していません。
混雑するのは土、日曜日。平日の1.5〜2倍の人が訪れます。
空港利用者だけでなく、在住者の観光スポットとしても人気。
所要時間・滞在時間
食事、買い物、観光する場所が多いため、いくらでも時間を潰せます。
シンガポール出国前に寄るなら、少なくとも2時間は滞在時間をとっておくといいですよ。
荷物の預かり
ジュエルの1階に、荷物の預かり所があります。
ただし、荷物の預かりは有料です。
たどえばスーツケースだと、サイズによってS$10〜25かかります。
ジュエル・チャンギ空港のアトラクション チケット料金と割引クーポン
ジュエル・チャンギ空港のアトラクションについて紹介します。
一部のアトラクションは入場チケットが必要。割引クーポンも合わせて紹介しますね。
格安チケットの買い方は別記事にもまとめているので、詳しく知りたい方はこちらも読んでくれるとうれしいです。
➡︎ 【格安チケット】 予約方法・割引クーポン・入場料金の比較まとめ
HSBC RAIN VORTEX(HSBC レイン・ボルテックス)
HSBC RAIN VORTEXは、ジュエルの顔とも言うべき存在です。レイン・ボルテックスを日本語訳すると「雨の渦」。
命名権は香港に本社をもつメガバンクグループのHSBS。
高さは40m。屋内に設置された人工的な滝では世界一の規模です。
天井から降り注ぐは水は、すり鉢状の床で集められ地下へ。
地下部分はアクリル板で囲われているので、手で触れますよ。
19:00以降、HSBC RAIN VORTEXはライトアップされます。一定時間ごとに色が変わり、とても幻想的な光景。
さらに、19:30分からライトアップショーがスタート。
HSBC RAIN VORTEXの水をスクリーンにした、プロジェクションマッピングと音楽によるショーです。
ライトアップショーは約5分間。19:30、20:30、21:30、22:30、23:30の1日5回。
夜の23:30から朝の9:00までは滝が止まります。
営業時間 | 9:00〜23:30 |
料金 | 無料 |
ライトアップ | 19:00〜23:30 |
ライトアップショー (約5分間) |
19:30、20:30、21:30、 22:30、23:30 |
SHISEIDO FOREST VALLEY(資生堂 フォレスト・バレー)
SHISEIDO FOREST VALLEYは、ジュエルの中心にある植物庭園です。
HSBC RAIN VORTEXを360度取り囲んでいます。
命名権は日本の資生堂。
ベンチに腰掛けたり、展望台からゆっくりとHSBC RAIN VORTEXを鑑賞できますよ。
ブッキー
営業時間 | 24時間 |
料金 | 無料 |
CANOPY PARK(キャノピー・パーク)
CANOPY PARKは、ジュエルの5階にある植物庭園です。
入場料がかかりますが、子供達が遊べる施設があります。
子供連れなどにはおめすすめのスポット。
場所 | 5階 |
営業時間 | 10:00〜23:00 |
料金 |
大人 : S$5 子ども : S$5 |
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TOPIARY WALK(トピアリー・ウォーク)
CANOPY PARK内にある、TOPIARY WALK。
topiary とは、常緑樹や低木を刈り込んで作成される造形物のことです。
色がついたカラフルなトピアリーなので、写真スポットとしておすすめ。
場所 |
5階 CANOPY PARK内 |
営業時間 | 10:00〜23:00 |
料金 |
大人 : S$5 子ども : S$5 (CANOPY PARKの入場料に含まれる) |
FOGGY BOWLS(フォギー・ボウル)
CANOPY PARK内にある、FOGGY BOWLS。
パッと見はただの人工芝生。
でも、一定時間経つと芝生からモヤモヤと霧が発生します。
この霧が小さい子どもに大人気。
場所 |
5階 CANOPY PARK内 |
営業時間 | 10:00〜23:00 |
料金 |
大人 : S$5 子ども : S$5 (CANOPY PARKの入場料に含まれる) |
DISCOVERY SLIDERS(ディスカバリー・スライダーズ)
DISCOVERY SLIDERSは、CANOPY PARK内にある巨大滑り台。芸術的なフォルムが特徴です。
大人も利用できますが、基本的には子どもの遊び場。
場所 |
5階 CANOPY PARK内 |
営業時間 | 10:00〜23:00 |
料金 |
大人 : S$5 子ども : S$5 (CANOPY PARKの入場料に含まれる) |
CANOPY BRUDGE(キャノピー・ブリッジ)
CANOPY BRUDGEは、地上から23mの高さに設置された吊り橋です。
中央部分は、橋の底が透明なガラス張りになっています。
場所 | 5階 |
営業時間 | 10:00〜22:00 |
料金 |
大人 : S$8 子ども : S$8 |
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MANULIFE SKY NETS-BOUNDING(マニュライフ・スカイネット・バウンシング)
MANULIFE SKY NETS-BOUNDINGは、全長250mのアスレチックネット。
目が細かいネットの上を歩いて、飛んで、走って楽しみます。
ブッキー
場所 |
5階 CANOPY PARK内 |
営業時間 | 10:00〜22:00 |
料金 |
大人 : S$22 子ども : S$16 (CANOPY PARKの入場料込み) |
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MANULIFE SKY NETS-WALKING(マニュライフ・スカイネット・ウォーキング)
MANULIFE SKY NETS-WALKINGは、床から25mの高さに設置されたアスレチックネット。
ネットの目が荒いので、走り回るというよりも、ゆっくりと歩いたり登ったりして楽しみます。
大人でもいい運動になりますよ。
スマホなど、落下の危険がある小物は入り口にある無料のロッカーへ。
場所 |
5階 CANOPY PARK内 |
営業時間 | 10:00〜22:00 |
料金 |
大人 : S$15 子ども : S$10 (CANOPY PARKの入場料込み) |
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HEDGE MAZE(ヘッジ・メイズ)
CANOPY PARKの入口付近にあるHEDGE MAZE。
HEDGE(生垣)で作られて迷路です。
迷路自体はかんたん。ゴールの高台を目指して進みます。大人なら5分くらいでゴールに到着できるレベルですよ。
高台から迷路の全体がわかるようになっています。
場所 | 5階 |
営業時間 | 10:00〜22:00 |
料金 |
大人 : S$12 子ども : S$8 (CANOPY PARKの入場料込み) |
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MIRROR MAZE(ミラー・メイズ)
HEDGE MAZEは、全面鏡ばりの迷路。
安全上の問題で旅行カバン、スーツケースなどは持ち込めません。
場所 | 5階 |
営業時間 | 10:00〜22:00 |
料金 |
大人 : S$15 子ども : S$10 (CANOPY PARKの入場料込み) |
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ジュエル・チャンギ空港のレストラン
ジュエル内には100店を超える飲食店があります。
営業時間は様々ですが、10:00〜22:00ならほとんどの飲食店が営業。
たとえば、シンガポールで人気の「ジャンボシーフード」。名物のチリクラブが最高。
アメリカで人気のハンバーガーショップ「SHAKE SHACK」。
朝の7:00から営業しいてるお店、夜中の3:00まで営業しているお店、さらに24時間営業のフードコートもあります。
各店の詳しい営業時間などは、公式サイトをチェックしてください。
➡︎ 公式サイト レストラン紹介ページ
ジュエル・チャンギ空港のショッピング
ジュエル内には100店を超えるお店が出店しています。
アップルストア。
無印良品。
その他、スポーツウェアブランド、ファッションブランドが多数出店。東急ハンズもあります。
欲しいものはなんでも買えますよ。
各店の詳しい情報は、公式サイトをチェックしてみてください。
➡︎ 公式サイト ショップ紹介ページ
ジュエル・チャンギ空港のホテル
ジュエルの4階には、ホテル「YOTELAIR 」があります。
ホテルといっても部屋は小さく、簡易な作りになっています。くつろぐというよりも、ほとんど寝るだけの部屋。
ブッキー
ホテル内のカフェスペース。なかなかの眺め。
宿泊者はジムを利用できます。
ジュエル・チャンギ空港を楽しむための攻略法
つづいて、ジュエル・チャンギ空港を楽しむための攻略法について解説します。
アーリーチェックインで、無料で荷物を預ける
ジュエル内で、大きなスーツケースを持っての移動は大変。
5階の有料アトラクションは、スーツケースの持ち込みを禁止しています。
1階には荷物の預かり所がありますが、有料なんですよ。
たとえばスーツケースだと、サイズによってS$10〜25かかります。
実は無料で荷物を預ける方法があるんです。
それは飛行機のアーリーチェックイン。
早めにチェックインを済ませ、スーツケースを預けてしまえばお金はかかりません。
場所はジュエルの1階。24時間利用できますよ。
アーリーチェックインできる時間は、航空会社によって異なります。
たとえば、ANAなら出発の24〜3時間前まで受付。JALなら出発の12〜3時間前まで受付。
チェックインを済ませしてしまえば、手ぶらでジュエル内を楽しめます。
24時間営業 安くて美味しいフードコートを利用する
ジュエルには多数の飲食店があるんですが、正直いって料金が高いです。
安く食事をしたいなら、地下2階にあるフードコート「FIVE SPICE」がおすすめ。(案内板には「Food Hall」と記載されているので注意)
S$10〜15払えば、美味しいシンガポール料理が食べられますよ。
「FIVE SPICE」は24時間営業。
夜中に営業している店舗は少ないですが、早朝から食事できるのはとっても助かります。
地下のスーパーマーケットでお土産を買う
お土産を買うなら、地下のスーパーマーケット「Fair Price」がおすすめです。
「Fair Price」は、シンガポール国内で最大のスーパマーケットチェーン店。
空港施設内にもかかわらず、市内と同じくらいの価格帯で買えます。
ブッキー
スカイトレインに乗ってレイン・ボルテックスを間近で見る
HSBC RAIN VORTEXを間近で見るなら、ターミナル間を繋ぐスカイトレイン(モノレール)がおすすめです。
スカイトレインから、HSBC RAIN VORTEXを鑑賞するためのポイントは次の2つ。
- T2(ターミナル2)から、T3(ターミナル3)行きのスカイトレインに乗る
- 進行方向左側の窓に陣取る
T2、T3、HSBC RAIN VORTEXの位置関係は次の図のようになっています。
T2、T3を発車したスカイトレインは、中央ですれ違うようにコントロールされています。そのため、T3発車のスカイトレインだと、ほとんど見えないんですよ。
T2発車のスカイトレインに乗り、進行方向左側の窓からHSBC RAIN VORTEXを撮影。窓ガラスに反射して、写真写りは悪いです。肉眼で楽しむのがおすすめ。
CANOPY PARK(キャノピー・パーク)に再入場する
5階にあるCANOPY PARKは、再入場ができます。
出口で「Can I reenter?」と聞いてみてください。
ブラックライトで光るスタンプを押してくれます。(人間の目には見えない)
夜のCANOPY PARKはライトアップされ、グッとイメージが変わりますよ。ぜひ、昼間も夜も楽しんでください。
ジュエル・チャンギ空港【格安チケット・割引クーポン情報】まとめ
最後に、有料施設の格安チケットに関して再度紹介します。
チケットを購入するなら楽天トラベルがおすすめです。
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我思う故に我あり
ということで、本記事ではジュエル・チャンギ空港を紹介しました。
出国時間ギリギリまで市内観光をするのもいいですが、早めに空港に移動してジュエル・チャンギ空港を楽しむのもいいですよ。
日本ではマネできない施設なので、シンガポール旅行の思い出になります!
プロフィール