「おっと、調子にのって心拍数上がりすぎた。危ない危ない」
皆さんランニングする時に、何を目安にして走っていますか?走行距離?走行時間?気分?トラック10周?
僕は学生の時から心拍数をメインの指標にして走っています。今回は心拍数を指標として練習することのメリットについて書いてみます。
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心拍計を使うメリット
僕が考える中で心拍数を使って練習するメリットが3つあります。
- 適切なトレーニング強度がわかる
- 調子を客観的に把握できる
- 追い込みすぎない
一つ一つ説明していきます。
適切なトレーニング強度がわかる
まずトレーニング強度に関して。ここでいう強度とは簡単に言えば速度のことを指しています。
皆さん自分がどれくらいの強度で走ればいいか把握していますか?遅すぎては体力も向上しないし、速すぎても怪我の原因になります。トレーニング強度の設定は練習結果に大きな影響を与えます。
正直かなりベテランのランナーか、パーソナルトレーナーでもついてないと自分に適正なトレーニング強度は把握できていないと思います。ときに初心者の方は1kmをどれくらいで走ればいいのかなんて全然わからないはずです。
心拍数を使ったトレーニングは、この問題を解決してくれます。心拍数を管理することで、有酸素運動と無酸素運動を把握できます。心拍数が高すぎて無酸素運動の時間か高いようなら、そのトレーニングは運動強度が高すぎるとなります。(少なくとも初級者のランニングは向きません)
心拍数でいうと大体150前後までが有酸素運動をおこなえている領域になります。有酸素運動が目的てあれば心拍数の上限は150〜160くらいが適切になります。
ちなみに僕が参考にしているのはマフェトン理論と呼ばれるトレーニング方法です。
マフェトン理論 – Wikipedia
身体の調子を客観的に把握できる
皆さん自分の身体の調子をどこまで把握してますか。走ってみて「あ〜なんか今日は調子がいいな」とか気分で調子を把握している人が多いのではないでしょうか。
でもそれって本当ですか?本当に調子がいいですか?身体じゃなくて心の調子で判断していませんか?
心拍数を管理することで調子を客観的に把握できます。いくら精神的にハイな状態でも身体が疲れていたら心拍数は上昇します。たとえ失恋した後でも、身体の調子が良ければ心拍数はまだまだ走れるとサインを出してくれます。
心拍数を管理することは、あなたが思っている以上に自分の身体の調子を客観的に把握することにつながるのです。
自分で自分を管理できる
そして最後は自分で自分を管理できるということ。トレーナーがいなくても、心拍数を把握することで自分で自分を管理することができます。
疲れていれば練習の強度を下げ。無理に練習しすぎないので怪我の予防になり。練習に慣れ、体力がついてくれば心拍数も上がりにくくなり、自然とスビードを出した練習ができます。
多くのランナーはトレーナー等はつかず個人で練習しています。自分で自分を管理できるはとても心強い味方になります。
我思う故に我あり
あらためて書いてみると、心拍数を計って練習するのはメリットばかりだなと。逆に心拍数計ってない人は何をよりどころにして練習しているのか知りたいくらいです。
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