今日は失敗しないホイル焼きの包み方を紹介します。
秋、冬になってくるとホイル焼きをつくる機会が増えていきます。
鮭や鱈をホイル焼きにして、バターと醤油で食べるのが美味しいんですよね。
慣れれば簡単なホイル焼きなんですが、たまに失敗する人を見かけます。
具材をアルミホイルで包んで焼くだけなんですが、包み方が下手だと美味しく焼けないんです。
失敗しない包み方には、ちょっとしたコツがあります。簡単なコツなんで試してみてください。
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ホイル焼きが失敗する原因は雑な包み方
ホイル焼きの失敗は加熱時間が短くて火が十分に通っていない。もしくは、加熱時間が長くて具材が焦げてしまうの二種類。
ホイル焼きは調理中に中を開けて確認すできないので、タイミングが難しいんです。
実はどらちの失敗も、ホイルの包み方に原因があります。
ちょっと想像してみてください。具材を並べたあとにアルミホイルの端をクシャクシャに丸め、なんとなく包んだようにしていませんか?
包み方が雑だとホイル焼きがしっかりと密閉されず、中の水蒸気逃げてしまうんです。
水蒸気が逃げてしまうので、しっかりと具材に熱がとおりません。水蒸気が逃げてしまうと、火を止めるタイミンが難しくなるんです。
【正しいホイル焼きの包み方】コツはピシッとアルミホイルを折る
具体的にホイルの包み方のコツを説明していきます。
具材と道具を用意します。今回具材はシンプルにエノキダケと鮭。道具はアルミホイル。それと少量を水が必要になります。
アルミホイルを縦にひろげ、中心よりちょっと手前に具材を並べていきます。写真の点線部分がちょうど中心線の位置です。
具材を並べたら、ホイルの向こう側の端を手前の端に合わせるように半分に折ります。
手前側の一辺を2、3回きっちり折ります。
しっかりと折り目が見えるぐらいピシッと折ってください。
右側も同じようにピシッと2、3回折ります。
ホイル焼きの二辺がピシッと折られた状態になります。
ここで水の登場です。
ティースプーンで半分ほど。最後に残った一辺から少量の水を入れます。水を入れたあとは、今まで同様にしっかりと折ります。
三辺がピシッと折られた状態になったら完成です。
ホイル焼きをフライパンで加熱していきます。空焚きができないフライパンを使用する場合は、フライパンに少量の水(50〜100ml)をはってください。
中の温度が上昇してくると、ホイル焼きがパンパン膨らんでいきます。パンパンに膨らんでから約1分ほどで完成です。(魚の身が大きかったり、火が通りにくい材料を使うときはもう少し時間をおいてください)
ホイル焼きの中で水が水蒸気になり、体積が膨張してパンパンになったんです。中の圧力が高まりますが、ホイルの端をしっかりと折っているので、水蒸気が漏れだしません。
美味しいホイル焼きの完成です!
コツは二つ。簡単なので是非試してみてください!
- ホイル焼きの端はしっかりと2、3回折る
- 少量の水を入れておく
ホイル焼きで焼き芋を作る包み方
アルミホイル、キッチンペーパーがあれば自宅で簡単に焼き芋ができます。別記事でまとめているので、よかったらそちらもどうぞ。
さらに焼き芋専用のアルミホイルを使えば、オーブントースターでも焼き芋が作れます。
ホイル焼きは調理器具がそろってない料理初心者にオススメ
ホイル焼きはアルミホイルとフライパンがあれば誰でもできます。
コツさえつかんでしまえば失敗しいので、料理初心者にでもできちゃいます。
一人暮らし、引っ越したばかりで調理器具が少ない人にオススメの調理方法ですよ。
ホイル焼きはバーベキューにオススメ
ホイル焼きは家で楽しむだけでなく、バーベキューでも大変活躍してくれます。
ホイル焼きの包みを作ってしまえば、あとは鉄板の上に並べるだけ。ホイルに包まれているので鉄板を汚しません。
できたものは鉄板から降ろして、テーブルに並べてしまえば焦がしてしまうことがありません。秋や冬のバーベキューでおすすめです。
我思う故に我あり
この前、友達とのバーベキューでホイル焼きをつくりました。
ひとり黙々と、アルミホイルをピシッと折って包みまくる僕。包み方が几帳面なので、友達から驚かれました。
いや〜、本当こうやって包むと失敗しないで美味しいホイル焼きができるんですよ!みなさんも試してみてください。
ホイル焼きのレパートリーを増やすのにオススメの本
ホイル焼き、ペーパー焼きのレシピまとめたレシピ本です。
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