主婦のみなさん。干し野菜で夏休みの自由研究を乗り切りましょう!

子供の夏休み自由研究。旦那さんがあてにならず、焦っている主婦の方もいるのでは。

そんな主婦のみなさま。干し野菜を使って自由研究を乗り切りましょう!簡単!早い!夕食も出来ちゃう。まさに主婦のためにあるような自由研究です。

夏は干し野菜が簡単にできる!

干し野菜を作ったことがない人も多いと思いますが作り方は簡単です。さらに夏だと干し野菜がすぐできる!朝に干せば昼には半乾き。丸一日干せばカラっからになります。

干し野菜クッキング―ちょこっと干してうまみがぎゅっ!を参考に野菜を干していきます。

ズッキーニ

薄い輪切りにします。

ゴーヤ

縦に半分に切ります。

スプーンで中のわた、種を取り除きます。

薄切りにします。

きゅうり

きゅうりは二通り方法があります。

まずは斜めに薄切り。きゅうりは水分が多いので出来るだけ表面積を大きくするように切ります。

もう一つのやり方は縦に切って、種の部分をくり抜きます。出来るだけ水分が多い部分を取り除きます。

ナス

最後にナス。今回は家にあった水ナスを使いましたが、普通のナスでかまいません。輪切り。もしくは縦に短冊状に切りましょう。

ナスはこのまま干すと黒く変色します。塩水に5分程度つけて、水気を拭いてから干しましょう。

専用ネットで野菜を干す

では実際に野菜を干してみましょう。干す時は万能干しかごがあると便利です。ネットに入れておけば虫がよりついたり、野菜が飛んでいくこともありません。

干す時の注意点としては重ならないように並べること。重なってしまうと上手く干すことができません。簡単に言えば生乾きになってしまいます。

自由研究としてのアプローチ

さすがに野菜を干すだけでは自由研究として弱いので、色々な角度からアプローチしてみましょう。

乾燥していく過程を観察

野菜から水分がなくなっていく過程を観察しましょう。

写真は3時間程度干したものです。短時間ですが野菜から水分がなくなっているのがわかります。触って、見て、かじって、匂いをかいでどのように変化したか観察できます。

ズッキーニ

ナス

きゅうり

ゴーヤ

こちらは丸一日たったもの。もう、ゴーヤなんか別のものに見えるくらい縮んでしまいます。一日でここまで変化するので観察期間も短くてすみます。

重さを測ってみる

乾物の利点として重さが減ること、体積が減ることがあります。体積をはかるのはなかなか難しいので、重さを測ってみましょう。干す前に何gあったのか。干したら何gになったのか。じゃあ、何%の水分がなくなったのか。理科と算数の復習にもなります。

重さを量る時は0.1gまで測れるデジタルクッキングスケールがオススメです。

どんどん干してアルバムにしよう

今回は夏野菜だけにしましたが、他の野菜でも試してデータをとってみましょう。比較することでどの野菜は水分が多いのかもわかります。

野菜だけでなく果物も試してみましょう。リンゴ、バナナ、パイナップル。

干し野菜のいいところは保存がきくところ。実際にできた干し野菜をアルバムに貼りつけて提出できます。昆虫の標本みたいなものですね。

干し終わったあとも楽しめる

ここからはお母さん側の楽しみですが、干し野菜使って料理をしましょう!干した野菜は水分が減ってる分旨味が凝縮されています。

写真は3時間くらい干したゴーヤ、ズッキーニ、キュウリのアーリオオーリオ。キュウリなどは生のままだと水っぽくて味がぼやけます。水分を飛ばすことで味が凝縮され調理が楽になります。

さらに干し野菜(乾物)をつかったドライカレーなどオススメです。レシピは干し野菜クッキング(本谷惠津子/家の光協会)の中に書かれているので、是非試してみてください。

僕はこのあと生のトマトと煮込んで、ラタトゥイユ風にしました。水分が少なく濃い味に。みずみずしいラタトゥイユもいいですが、濃厚なラタトゥイユもいいですよ!の

我思う故に我あり

干し野菜の自由研究いかがでしたでしょうか。結構子供と一緒に楽しめそうでは!子供の自由研究をしながら、お母さんの料理のレパートリーも増えます。

今年は是非とも美味しい自由研究を!

あ、干し野菜(乾物)は保存性が増しますが、あまり過信しすぎないでくださいね。正しく保存しないとダメになってしまいます。僕は切り干し大根の保存を失敗したことがあります……。

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