日本はいつでも健康ブーム。健康に関心がない人なんていないですよね。
ボクもそこそこの健康オタクで、大学生の時から関連書物とかを読んでいました。その割には意外に病弱で、よく風邪をひきます。
これではいかんなということで、最近興味があるのは分子栄養学。
興味がありながら、本を読んで勉強する時間が惜しかったので、入門講座を受講してきました。
この記事では、講義の中から特にメモしておきたいことに絞って書きます。
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良いと糖質、悪い糖質を見極める
糖質には良い糖質と、悪い糖質があるそうです。日々の食事では、良い糖質をとることが重要だそうです。
糖質制限をしている人が多いと思いますが、制限しすぎると低血糖が起こります。
低血糖の状態では身体は生命の危機を感じ、血糖値を上げる物質を出すそうです。代表的なものだと、コルチゾールやアドレナリン。
この結果、過緊張、頭痛、イライラ、パニック障害が起こります。
なんでもかんでも糖質制限をするのではなく、良い糖質を摂ることが重要。
良い糖質
良い糖質として紹介されていたのがレジスタント・スターチ。腸内細菌のエサとなり、腸内環境を整えてくれるそうです。
どんな食物がレジスタント・スターチを含んでいるのか。セミナー中に紹介されていのは次の4つ。
- 青いバナナ
- おにぎり(冷えたもの)
- ボテトサラダ
- 春雨サラダ
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事に書いてあります。
ちなみに糖質を摂るまえに、タンパク質を食べると胃の出口が閉まって、血糖値の上昇が緩やかになるそうです。食事前のプロテイン、食べるときは肉から食べましょう。
悪い糖質
悪い糖質として紹介されていたのが、小麦粉とフルクトース(果糖)。
小麦は血糖値が急激に上がります。また、身体が異物と認識する可能性が高いそうです。少なくとも、毎日の食事では控えた方が良いとのこと。
フルクトース(果糖)に関していうと、果物は大量に食べず嗜好品程度が良いようです。
果物よりも気を付けるべきなのはブドウ糖果糖液糖(もしくは果糖ブドウ糖液糖)。清涼飲料水、市販のタレなどに含まれているので、買い物する時には注意しましょう。
体調不良の原因のほんとんどはタンパク質不足
まごめじゅんさんは食事やサプリメントに関する個人コンサルを実施していますが、ほとんど場合体調不良の原因はタンパク質不足だそうです。
摂取するタンパク質の量は、体重1kgあたり1.2gは必要。(運動する人はもっと多く)
じゃあ、どんな食物でタンパクを取ればいいのか。アミノ酸には多数の種類があるため、色々な食材からタンパク質をとった方がいいそうです。
セミナー中に教えてもらったタンパク質含有量が多い食品。意外なことに肉類は低いんですよ。(単位は%/100g)
- しらす干し 40
- 鰹 25
- 鶏ささみ 23
- 鰻 23
- 高野豆腐 50
- 鰹節 77
- ゼラチン 88
しらす干し、鰹節は普段の食卓で手軽に追加できるので常備しておきたい食材。
ゼラチンが高タンパク質なので、その場でポチってしまいました。汁物などに入れれば良いそうです。
栄養がある食事を食べても、吸収されなければ意味がない
セミナーで食べるモノ以上に重要だと説明されたのが腸内環境です。
せっかく身体に良いものを食べても吸収されなければ意味がありません。それどころか、消化が不十分だと身体に害となります。
食事をするときはリラックスし、副交感神経が優位な状態にしましょう。デスクで仕事をしながら食べるなんて最悪だそうです。消化しやすくするためによく噛むことも重要。
タンパク質の消化を助けるために、膵臓の負担を減らす方が良いそうです。
体調が悪い人が急にタンパク質を増やすと腸内環境が悪化することもあるようです。 胃腸に自信がない方は、消化酵素をを合わせて摂取しましょう。
マグネシウム不足の人が多い
タンパク質の消化にはマグネシウムが多く消費されます。でも、日本人にはマグネシウム不足の人が多いそうです。
マグネシウムが不足すると肩こり、頭痛、不眠症の原因にもなります。
マグネシウム不足にはどう対策するばいいのか。セミナーで紹介されていたのはにがり、エプソムソルトです。
にがりなら口からマグネシウムを摂取可能。白湯、水などに数的入れて飲みます。
マグネシウムは皮膚からも吸収可能。エプソムソルトを風呂に入れて、入浴中に吸収します。
我思う故に我あり
ここ最近、寝つきがわるかったので早速にがりを購入。毎朝飲んでる白湯に入れてマグネシウムを摂取します。味の変化はほとんどありません。
数ヶ月前から筋トレを始めたので、プロテインをよく飲んでいます。胃腸に負担がかかってそうなので、消化酵素も試してみるつもりです。
まごめじゅんさんは月に一回はセミナーを開いているので、興味がある方はぜひ。
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