どうやったら健康的に痩せられる?それって本当に食べたい?正しい食欲って?ツナゲルアカデミー第2回 #村山彩

先日ツナゲルアカデミーの第二回講義に参加してきました。ツナゲルアカデミーに関しては主催者である立花 岳志(ttachi)さんのブログを。残念ながら今期の受講は締め切られています。

持続的な学びと成長の場 ツナゲルアカデミー 第1期生を募集します! | No Second Life

講師は食欲コンサルタントでアスリートフードマイスターの村山彩さん。自身もトライアスロンをするアスリート。綺麗な見た目だけでなく、健康的な体からエネルギッシュな生命力が発散されてました。
Aya Murayama Official Blog

とても学びが多い一日だったので自分の中に響いた点を書いておきます。
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正しい食欲

正しい食欲って?

正しい食欲はお腹がすいたら自分に必要な分だけを吸収して、使って、また吸収している状態。講義中に例として上げられたのが赤ちゃんと野生の動物。

確かに生まれたての赤ちゃんは成長に大量のエネルギーを使って、使ったらすぐに補給します。ぷっくりしているとはいえ、過剰な摂取で太っているとは見えないですね。

野生の動物に関しても。ペットや動物園で飼われている動物は太っているのもいますが、野生の動物では見かけません。(まあ、僕がテレビで見る限りですが)肉食獣も必要以上に狩りはしないと聞きます。

ストレスで曇る食欲センサー

赤ちゃんの時にもっていたであろう正しい食欲ですが、大人になるとくるってくる人も多いはず。

村山さんはこんな状態を「食欲センサーが曇っている」と表現しています。本来人間には自分の食欲を正しく感知するセンサーがついていますが、色々な要因でそのセンサーが曇ってしまうのだと。

食欲センサーが曇るもっとも大きな原因はストレス。人間はストレスがかかると、そのストレスを同じ大きさの何かで発散をしようとするそうです。

ストレスがかかると刺激的なものや、大量のご飯を食べたくなる人も多いのではないでしょうか。僕も経験があるのですが、仕事でストレスがかかるとなんでもいいから甘いものが食べたくなったりします。

正しい食欲を取り戻すには?

曇ってしまった食欲センサーを取り戻す方法として村山さんが推奨するのは「運動」と「食事」の組み合わせ。

「20分以上の身体が汗ばむくらいの運動」
         +
「運動後に身体が必要としている食事2食」
         ×
 3セット(できれば二週間の中で3セット)

運動をすることで体が必要な栄養を欲する状態にし、そのタイミングで体が欲する食事をします。汗ばむくらいの適度な運動なので身体もストレスを感じません。結果的にストレス発散のための食事ではなく、身体が欲しい物が摂取できるそうです。

身体を活性化させる!

「正しい食欲」の他に気になったのが「身体の活性化」。食べない、動かない省エネな生活をしていると身体がどんどん不活性化していくと。身体を活性化するためには大事なのはよく食べて、よく動けと。

僕もこの点ははげしく実感しています。学生時代から陸上を初め、社会人になってもちょこちょこ運動していました。しかし、ここ数ヶ月腰を痛めてしまい運動を控え気味に。体重などは食事だけでもコントロールできるんですが、やっぱり体の調子がいまいちなんです。体に良い食材を食べても何か体の調子が違うんです。

バランスのよい食事をとる方法

食事に関してはバランスよく食事をとる方法も教えてもらいました。

食事バランスガイド 農林水産省

まず教えてもらったのが農林水産省の食事バランスがガイド。主食、主菜、副菜、牛乳・乳製品、果物をコマの用にバランスよく食べるとよいと。
農林水産省/「食事バランスガイド」について

一汁三菜

次に教えてくもらったのが一汁三菜。一汁三菜とはご飯に汁もの、おかず3種(主菜1品、副菜2品)で構成された献立。ただし、一汁三菜にこだわらなくても必要な品数があれば丼でもよいと。

五味五色

最後が五味五色。五味は五つの味覚を表し、五色は食材の色を表しています。五味五色を意識することでバランスの良い食事か自然ととれるとこと。また、五味は酸味、五色は黒が不足しがちとも言っていました。補給するためにはきゅうりとワカメ(黒)の酢の物(酸味)なんて良さそうですね。

五味・・・甘い、辛い、しょっぱい、酸っぱい、苦い
五色・・・赤、緑、黄、白、黒

お酒との付き合い方

講義の中では参加者からお酒との付き合いに関しても質問がでました。回答として村山さんが強調していのは、アルコールはエンプティカロリーであるということ。アルコールが高くても栄養はほとんどありません。せっかく体を作るために摂取した栄養素。アルコール分解に使ってしまうのはもったいないとのことです。

とはいえ、楽しみや付き合いでお酒を飲むこともあるから絶対に飲んでは駄目というわけでなくほどほどにと。聞き慣れた言い回しですが、食欲コンサルタントの村山さんが言うと重みが違います。お酒を楽しんで飲めているならいいですか、ストレス発散や習慣で飲んでるなら見直してみるべきだなと感じました。

知識と行動との隔たり

講義で村山さんが強調していたのが「知っている」と「やっている」では大きく違うということ。講義では色々な話を聞けましたが、全部が全部目新しい知識ではありませんでした。僕も含めて参加者の多くが半分くらいはどこかで聞いたことがある知識だったと思います。ただ単に聞いただけなら行動には結びつかないでしょう。

しかし、今回違うのは目の前に村山さんがいるという事実。身につけた知識を実践し、エネルギッシュで健康的で魅力的な女性が目の前にいるという事実。参加者の多くがそれを体感し、今回の学びを実際に行動にうつそうとするでしょう。

我思う故に我あり

僕も健康や食事には気をつけている方ですがやっぱりプロは違いますね。よく食べて、よく運動して体が活性化しているのが見てわかりました。今自分に足りないのはこういったエネルギーだなと実感。

最後に村山さんが話していたことが印象的でした。それは「『人』を『良』くすると書いて『食』」。今まで以上に食に大して真摯に向き合おうと思える一日でした。

今回の講義内容の一部は村山さんの著書にも書かれていますので、気になった方はそちらをどうぞ。(でも、できれば実物の村山さんを見るのをおすすめします。)

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