あなたは悩みがない人生を送っていますか?
「自信がない」
「人の目が気になる」
「言いたいことが言えない」
あなたの中の悩みが消えるとしたら、どんな人生を送ってみたいですか?
今回紹介するのはあなたの「悩み」がみるみる消える24の方法(棚田 克彦)。
著者の棚田さんは工学部卒業。投資銀行のトレーダーからサイコセラピストになったという、ちょっと珍しい経歴をもっています。
ビリーフセラピーと呼ばれる手法で、患者さんの悩みを改善しています。
本書ではそんなビリーフセラピーをわかりやすく、自分でも実践できるよう解説。
正しいステップを踏むことで、あなたの悩みはみるみると消えていきます。
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あなたの悩みの原因はリミッティング・ビリーフにある
あなたの悩みの原因はなんなのか?
著者は本書の中で、リミッティング・ビリーフこそ悩みの本当の原因だと述べています。
ここでいう「ビリーフ」とは人が「正しいと信じていること」や「思い込み」のことをさします。
「〜をしなくてはいけない」
「〜でないといけない」
あなたの心の中にも、こういった思い込みがあるのではないしょうか。
ビリーフは自分が意識しているものだけとは限りません。無意識に刷り込まれていることもあります。
すべてのビリーフがあなたの悩みの原因になるわけではありません。
ビリーフの中でも、あなたに悪影響を与えるものがリミッティング・ビリーフになります。
私たちの自由な思考や感情、行動に対して制限的な悪影響を与えるビリーフのことを、特に、「リミッティング・ビリーフ(制限を作り出す思い込み)」と呼ぶ。
どうやったらあなたの悩みの原因が消えるのか
本書の中では悩みを作り出す原因として、24個のリミッティング・ビリーフが紹介されています。
それぞれ悩みの原因はちがいますが、解決するため方法は同じです。
それはリミッティング・ビリーフの書き換え。
私たちは普段の生活の中で、無意識のうちに同じ反応パターンを繰り返しています。
反応パターンは場面、思考、感情、行動の4つで構成され、本書の中では下記のように説明されています。
過去の経験を通して無意識の心の中に刷り込まれたビリーフが、「○○の状況では(場面)、○○のように考えて(思考)、○○のように感じ(感情)、○○のように振る舞いなさい(行動)」という命令を出して、反応パターンをコントロールしているのです
では、どのようにリミッティング・ビリーフの書き換えを行えばいいの。
次の6つのステップをふむことで、誰でもビリーフの書き換えが行えます。
- ステップ1「悩みの解決前と解決後の状態の明確化」
- ステップ2「リミッティング・ビリーフと刷り込みの場面の特定」
- ステップ3「感情処理」
- ステップ4「感情の受け入れ」
- ステップ5「リミッティング・ビリーフの書き換え」
- ステップ6「新しいビリーフの定着」
詳しい方法は本書を読んでみてください。
我思う故に我あり
本書の中で個人的に重要だなと感じたのは「悩みの解決前と解決後の状態の明確化」。
自分の悩みがどのようなものか。(スタート)
悩みが解決した状態とは、どのような状態か。(ゴール)
場面、思考、感情、行動の4つの視点から具体的なスタートとゴールを設定するという考えはなかったです。
工学部卒業だったこともあり、手法の説明が論理だっています。
しっかり6つのステップを踏んでいけば、あなたの悩みもきっと解消するはず!
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