シンガポールに初めて行くなら、こんな疑問を持っているかと思います。
どこで両替すればいいの?
どこで両替するとお得なの?
いくらくらい両替すればいいの?
初めて行く国だと、わからないことが多くて困りますよね。
本記事では、空港や市内の両替所などそれぞれ両替方法を比較。メリットとデメリットを紹介。
また、いくらくらいを目安に両替すればいいのか、両替時の注意事項などに関しても解説しています。
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シンガポールの両替 通貨の種類や単位、レートに関して
両替に関して解説する前に、まずはシンガポールのお金に関して簡単に解説します。
シンガポールの通貨はコインと紙幣。単位はS$(シンガポールドル)。
1S$よりさらに小さな金額はS¢(シンガポールセント)。(日本でいうところの「銭」ですね)
100S¢=1S$になります。
コインは5S¢、10S¢、20S¢、50S¢、1S$の5種類。
紙幣は2S$、5S$、10S$、50S$、100S$、1,000S$、10,000S$の7種類。
(1,000S$、10,000S$は金額が大きすぎるので、見る機会はほとんどない)
為替レートは1S$が約80円ほど。(2020年1月時点)
時期にもよりますが、だいたい1S$が79〜85円で値動きします。
それぞれの紙幣と、日本円でいくらになるのかをまとめました。簡易表ですが、とっさの計算ならこれで十分ですよ。
(1S$を80円で計算)
- 2 S$ →160 円
- 5 S$ →400 円
- 10 S$ →800 円
- 50 S$ →4,000 円
- 100 S$ →8,000 円
- 1,000 S$ →80,000 円
- 10,000 S$ →800,000 円
シンガポールでは両替よりもクレジットカードの方が便利
両替する前に知っておいてほしいのですが、シンガポールではほとんどのレストラン・コンビニでクレジットカードが利用可能です。
現金の両替は最小限にして、クレジットカードで支払った方がいいですよ。
また、海外のATMでキャッシングできるクレジットカードを持って入れば、日本円を持ち歩く必要はありません。手数料的にもお得です。
オススメのクレジットカードはエポスカードです。
シンガポールの両替方法を比較
つづいて、シンガポールの両替方法紹介します。
主な両替方法は次の5つ。それぞれのメリット、デメリットを表にまとめました。
両替方法 | メリット | デメリット |
シンガポールの 空港にある両替所 |
・シンガポール到着後すぐに両替ができる |
・街中の両替所に比べると両替レートはよくない ・日本円を持ち歩く必要がある |
銀行 | ・銀行なのでなんとなく安心できる |
・両替レートはよくない ・日本円を持ち歩く必要がある |
ホテル | ・24時間対応してくれる |
・両替レートはよくない ・日本円を持ち歩く必要がある |
市内の両替所 おすすめ |
・両替レートが最もよい ・比較的遅い時間でも対応してくれる |
・日本円を持ち歩く必要がある |
ATM キャッシング おすすめ |
・空港のATMでも可能 ・両替レートがよい ・24時間利用可能 ・日本円を持ち歩く必要がない |
・海外キャッシング可能なクレジットカードが必要 |
おすすめはシンガポールの空港にある両替所、市内の両替所、ATMのキャッシングです。
それぞれ詳しく解説しますね。
シンガポールの空港にある両替所
シンガポールの空港(チャンギ空港)にある両替所は、意外と良いレートで両替できます。
街中の両替所と比べても1S$あたりせいぜい1円ほどの違い。
仮に5万円両替しても、1,000円いかないくらいの違いですね。
街中で両替所を探す手間を考えると、空港で全額両替してしまってもいいかもしれません。
街中で両替よる予定なら、空港での両替は当面必要な金額に抑えておたい方がいいですよ。
具体的には10,000円ほどです。
空港から市内のホテルまで1,000円あれば電車で移動できます。軽く食事をするにしても10,000円あれば十分でしょう。
銀行で両替
銀行でも両替が可能です。ただし、両替レートは低いです。
正直言って、銀行での両替はおすすめできません。とくにメリットがないんですよ。
ホテルで両替
ホテルのフロントでも両替が可能です。(小さいホテルだと対応していないこともある)
ホテルのフロントには24時間、誰かしらがいるので、いつでも両替できるメリットがあります。
デメリットとして、両替レートは低いです。市内の両替所に比べて数%は損すると思った方がいいですね。
どうしても夜中に現金が必要になった場合に限り、少額だけ両替しましょう。
市内の両替所
シンガポール市内に両替所が数多くあります。
銀行に比べて両替レートいいので、まとまったお金を両替するときにおすすめ。
ATMで両替(キャッシング)
銀行のATMで海外キャッシングが可能です。
ATMにクレジットカードを差し込み、シンガポールドルでキャッシング(借入)をします。
キャッシングというと手数料が高いイメージですが、両替所の手数料に比べると低くなるケースがほとんど。
結果的に、良いレートでシンガポールドルが手に入るですよ。
日本円を持ち歩かなくていいので、盗難のリスクを抑えられます。
旅行にもっていく日本円は最小限におさえ、あとは現地でキャッシングするのが賢い選択。
残念ながら、全てのクレジットカードが海外キャッシングに対応しているわけではありません。
シンガポールでおすすめの両替所
高レートで有名なシンガポールの両替所を4つ紹介します。
ラッフルズプレイスのアーケード(Arcade)
マリーナベイ、マーライオンから近いエリアにある両替所です。
住所 | The Arcade #01-18, 11 Collyer Quay, シンガポール 049317 |
定休日 | 日曜日 |
営業時間 |
月〜金 9時30分〜18時30分 土 9時30分〜18時30分 |
最寄駅 | Raffles Place駅(ラッフルズプレイス駅) |
オーチャードロードのラッキープラザ(LUCKY PLAZA)
オーチャードロードのラッキープラザ(ショッピングモール) にある両替所。
住所 | 304 Orchard Rd, |
定休日 | 無し |
営業時間 |
ショッピングモールの営業は10〜22時 両替所の営業時間は不明 |
最寄駅 | Orchard駅(オーチャード駅) |
リトルインディアのムスタファセンター(MUSTAFA CENTER)
リトルインディアのムスタファセンター(ショッピングモール)にある両替所。
住所 | 145 Syed Alwi Rd, |
定休日 | 無し |
営業時間 |
ショッピングモールの営業は24時間 両替所の営業時間は不明 |
最寄駅 | Farrer Park駅(ファーラーパーク駅) |
チャイナタウンのピープルズ・パークコンプレックス(PEAPLE’S PARK COMPLEX)
チャイナタウンのピープルズ・パークコンプレックス(ショッピングモール)にある両替所。
住所 | 1 Park Rd |
定休日 | 無し |
営業時間 | 不明 |
最寄駅 | Chinatown駅(チャイナタウン駅) |
シンガポールの物価事情 1日あたりいくら両替すればいい?
シンガポールの物価ってどれくらい? 1日あたり、どれくらい両替すればいいかな?
どれくらい両替すればいいかの目安ですが、観光日数×5,000円程度両替しておくといいですよ。
シンガポールのお金でいうと1日あたり約60S$ですね。
シンガポールの物価は日本の同等か、やや高いくらいです。ペッドボトルの水などは1 S$(約80円)ほどで買えます。
ただし、観光客が好むようなレストランは日本よりもやや高いですね。
ほとんどのお店でクレジットカードが使えるので、現金を使う機会は少ないんですよ。
クレジットカードが使えるお店ではカード払い。
現金を使う機会はローカル店、タクシー・電車くらいなので、観光日数×5,000円を両替すれば十分です。
シンガポール旅行にかかるお金は、別記事でもまとめています。こちらも参考にしてくれるとうれしいです。
シンガポールの旅行代【徹底解説】予算はいくら必要? 節約する方法は?
シンガポールで両替時にトラブルを回避するための注意事項
両替するときの注意事項は? どうすればトラブルが起きない?
シンガポールで両替するのに、何点か注意事項があるで紹介しますね。
両替したらすぐにお札を数える
両替所で両替をした場合、すぐにお札を数えてください。
両替所のスタッフが抜き取っていたり、単に間違えることもあります。
とくに大金を両替したときは要注意しましょう。
もし足りなかった場合、すぐにスタッフに申し出てください。
少額紙幣も混ぜてもらう
両替をすると高額紙幣(50S$、100S$など)だけでわたされることがあります。
スタッフさんにお願いして、少額紙幣(2S$、5S$)も混ぜてもらうようにしましょう。
高額紙幣だとタクシー、屋台を利用するさいに使いにくいんですよ。
ATMでキャッシングしたらレシートを保管する
ATMでキャッシングした場合、しっかりとレシートを保管しておきましょう。
キャッシングに失敗したときのレシートも重要です。
ボクはエラー表示が出てお金が出てこなかったにもかかわらず、請求だけされたことがあります。
レシートを保管していたので、なんとか請求は間逃れました。
我思う故に我あり
数日間の旅行なら、日本円はあまりもっていかない方がいいですよ。不要な大金をもっているとストレスになります。
1週間くらいの旅行なら多くても5〜10万円程度にしておきましょう。
ボクがシンガポールに滞在するときは、基本的にカード払いとキャッシングのみです。とくに困ったことはありません。
念のため、クレジットカードは数枚もっていきます。
おすすめのクレジットカードはこちら。参考にしてくれるとうれしいです。
シンガポール旅行におすすめのクレジットカードはこちら