シンガポールの両替・物価事情【2021年】おすすめ両替所とトラブル回避の注意事項

シンガポールに初めて行くなら、こんな疑問を持っているかと思います。

どこで両替すればいいの?

どこで両替するとお得なの?

いくらくらい両替すればいいの?

初めて行く国だと、わからないことが多くて困りますよね。

本記事では、空港や市内の両替所などそれぞれ両替方法を比較。メリットとデメリットを紹介。

また、いくらくらいを目安に両替すればいいのか、両替時の注意事項などに関しても解説しています。

シンガポールの両替 通貨の種類や単位、レートに関して

シンガポールの紙幣

両替に関して解説する前に、まずはシンガポールのお金に関して簡単に解説します。

シンガポールの通貨はコインと紙幣。単位はS$(シンガポールドル)。

1S$よりさらに小さな金額はS¢(シンガポールセント)。(日本でいうところの「せん」ですね)

100S¢=1S$になります。

コインは5S¢、10S¢、20S¢、50S¢、1S$の5種類。

紙幣は2S$、5S$、10S$、50S$、100S$、1,000S$、10,000S$の7種類。
(1,000S$、10,000S$は金額が大きすぎるので、見る機会はほとんどない)

為替レートは1S$が約80円ほど。(2020年1月時点)

時期にもよりますが、だいたい1S$が79〜85円で値動きします。

それぞれの紙幣と、日本円でいくらになるのかをまとめました。簡易表ですが、とっさの計算ならこれで十分ですよ。
(1S$を80円で計算)

シンガポールの紙幣と日本円の簡易計算

  • 2 S$ →160 円
  • 5 S$ →400 円
  • 10 S$ →800 円
  • 50 S$ →4,000 円
  • 100 S$ →8,000 円
  • 1,000 S$ →80,000 円
  • 10,000 S$ →800,000 円

シンガポールでは両替よりもクレジットカードの方が便利

両替する前に知っておいてほしいのですが、シンガポールではほとんどのレストラン・コンビニでクレジットカードが利用可能です。

現金の両替は最小限にして、クレジットカードで支払った方がいいですよ。

また、海外のATMでキャッシングできるクレジットカードを持って入れば、日本円を持ち歩く必要はありません。手数料的にもお得です。

オススメのクレジットカードはエポスカードです。

シンガポールの両替方法を比較

つづいて、シンガポールの両替方法紹介します。

主な両替方法は次の5つ。それぞれのメリット、デメリットを表にまとめました。

両替方法 メリット デメリット
シンガポールの
空港にある両替所
・シンガポール到着後すぐに両替ができる ・街中の両替所に比べると両替レートはよくない
・日本円を持ち歩く必要がある
銀行 ・銀行なのでなんとなく安心できる ・両替レートはよくない
・日本円を持ち歩く必要がある
ホテル ・24時間対応してくれる ・両替レートはよくない
・日本円を持ち歩く必要がある
市内の両替所
おすすめ
・両替レートが最もよい
・比較的遅い時間でも対応してくれる
・日本円を持ち歩く必要がある
ATM
キャッシング
おすすめ
・空港のATMでも可能
・両替レートがよい
・24時間利用可能
・日本円を持ち歩く必要がない
・海外キャッシング可能なクレジットカードが必要

おすすめはシンガポールの空港にある両替所、市内の両替所、ATMのキャッシングです。

それぞれ詳しく解説しますね。

シンガポールの空港にある両替所

シンガポールの空港(チャンギ空港)にある両替所は、意外と良いレートで両替できます。

街中の両替所と比べても1S$あたりせいぜい1円ほどの違い。

仮に5万円両替しても、1,000円いかないくらいの違いですね。

街中で両替所を探す手間を考えると、空港で全額両替してしまってもいいかもしれません。

街中で両替よる予定なら、空港での両替は当面必要な金額に抑えておたい方がいいですよ。

具体的には10,000円ほどです。

空港から市内のホテルまで1,000円あれば電車で移動できます。軽く食事をするにしても10,000円あれば十分でしょう。

銀行で両替

銀行でも両替が可能です。ただし、両替レートは低いです。

正直言って、銀行での両替はおすすめできません。とくにメリットがないんですよ。

ホテルで両替

ホテルのフロント

ホテルのフロントでも両替が可能です。(小さいホテルだと対応していないこともある)

ホテルのフロントには24時間、誰かしらがいるので、いつでも両替できるメリットがあります。

デメリットとして、両替レートは低いです。市内の両替所に比べて数%は損すると思った方がいいですね。

どうしても夜中に現金が必要になった場合に限り、少額だけ両替しましょう。

市内の両替所

両替所

シンガポール市内に両替所が数多くあります。

銀行に比べて両替レートいいので、まとまったお金を両替するときにおすすめ。

ATMで両替(キャッシング)

銀行のATMで海外キャッシングが可能です。

ATMにクレジットカードを差し込み、シンガポールドルでキャッシング(借入)をします。

キャッシングというと手数料が高いイメージですが、両替所の手数料に比べると低くなるケースがほとんど。

結果的に、良いレートでシンガポールドルが手に入るですよ。

日本円を持ち歩かなくていいので、盗難のリスクを抑えられます。

旅行にもっていく日本円は最小限におさえ、あとは現地でキャッシングするのが賢い選択。

残念ながら、全てのクレジットカードが海外キャッシングに対応しているわけではありません。

シンガポールでおすすめの両替所

両替所のレート

高レートで有名なシンガポールの両替所を4つ紹介します。

ラッフルズプレイスのアーケード(Arcade)

マリーナベイ、マーライオンから近いエリアにある両替所です。

住所 The Arcade #01-18, 11 Collyer Quay, シンガポール 049317
定休日 日曜日
営業時間 月〜金 9時30分〜18時30分
土 9時30分〜18時30分
最寄駅 Raffles Place駅(ラッフルズプレイス駅)

オーチャードロードのラッキープラザ(LUCKY PLAZA)

オーチャードロードのラッキープラザ(ショッピングモール) にある両替所。

住所 304 Orchard Rd,
定休日 無し
営業時間 ショッピングモールの営業は10〜22時
両替所の営業時間は不明
最寄駅 Orchard駅(オーチャード駅)

リトルインディアのムスタファセンター(MUSTAFA CENTER)

リトルインディアのムスタファセンター(ショッピングモール)にある両替所。

住所 145 Syed Alwi Rd,
定休日 無し
営業時間 ショッピングモールの営業は24時間
両替所の営業時間は不明
最寄駅 Farrer Park駅(ファーラーパーク駅)

チャイナタウンのピープルズ・パークコンプレックス(PEAPLE’S PARK COMPLEX)

チャイナタウンのピープルズ・パークコンプレックス(ショッピングモール)にある両替所。

住所 1 Park Rd
定休日 無し
営業時間 不明
最寄駅 Chinatown駅(チャイナタウン駅)

シンガポールの物価事情 1日あたりいくら両替すればいい?

疑問 ?マーク
マジメ君

シンガポールの物価ってどれくらい? 1日あたり、どれくらい両替すればいいかな?

どれくらい両替すればいいかの目安ですが、観光日数×5,000円程度両替しておくといいですよ。

シンガポールのお金でいうと1日あたり約60S$ですね。

シンガポールの物価は日本の同等か、やや高いくらいです。ペッドボトルの水などは1 S$(約80円)ほどで買えます。

ただし、観光客が好むようなレストランは日本よりもやや高いですね。

ほとんどのお店でクレジットカードが使えるので、現金を使う機会は少ないんですよ。

クレジットカードが使えるお店ではカード払い。

現金を使う機会はローカル店、タクシー・電車くらいなので、観光日数×5,000円を両替すれば十分です。

シンガポール旅行にかかるお金は、別記事でもまとめています。こちらも参考にしてくれるとうれしいです。
シンガポールの旅行代【徹底解説】予算はいくら必要? 節約する方法は?

シンガポールで両替時にトラブルを回避するための注意事項

疑問 ?マーク
マジメ君

両替するときの注意事項は? どうすればトラブルが起きない?

シンガポールで両替するのに、何点か注意事項があるで紹介しますね。

両替したらすぐにお札を数える

両替所で両替をした場合、すぐにお札を数えてください。

両替所のスタッフが抜き取っていたり、単に間違えることもあります。

とくに大金を両替したときは要注意しましょう。

もし足りなかった場合、すぐにスタッフに申し出てください。

少額紙幣も混ぜてもらう

両替をすると高額紙幣(50S$、100S$など)だけでわたされることがあります。

スタッフさんにお願いして、少額紙幣(2S$、5S$)も混ぜてもらうようにしましょう。

高額紙幣だとタクシー、屋台を利用するさいに使いにくいんですよ。

ATMでキャッシングしたらレシートを保管する

ATMでキャッシングした場合、しっかりとレシートを保管しておきましょう。

キャッシングに失敗したときのレシートも重要です。

ボクはエラー表示が出てお金が出てこなかったにもかかわらず、請求だけされたことがあります。

レシートを保管していたので、なんとか請求は間逃れました。

我思う故に我あり

数日間の旅行なら、日本円はあまりもっていかない方がいいですよ。不要な大金をもっているとストレスになります。

1週間くらいの旅行なら多くても5〜10万円程度にしておきましょう。

ボクがシンガポールに滞在するときは、基本的にカード払いとキャッシングのみです。とくに困ったことはありません。

念のため、クレジットカードは数枚もっていきます。

おすすめのクレジットカードはこちら。参考にしてくれるとうれしいです。
シンガポール旅行におすすめのクレジットカードはこちら

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