本日はストウブの「ココット ヴィンテージシリーズ」の使い心地について書きます。
2016年の2月から数量限定で販売される「ココット ヴィンテージシリーズ」。
昨年末に先行販売で入手しました。
使い心地をチェックしてみて、正直な感想を書きます。
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ココット ヴィンテージ シリーズは、ストウブ初心者にオススメできない
使ってみてわかったんですが、「ココット ヴィンテージシリーズ」はストウブ初心者にオススメできません！
オススメできない理由は２つです。
- ピコがないから上手く蒸し焼きできない
- フタの密封性がイマイチ
それぞれ詳しく説明しますね。
ピコがないから上手く蒸し焼きできない
「ココット ヴィンテージシリーズ」はフタの裏にピコがないので、上手く蒸し焼きできないんです。
実験のために「ココット ヴィンテージシリーズ」と、「ピコ・ココットラウンド（20cm）」でカレーを作りました。
カレーを美味しく作るには、玉ねぎをしっかり飴色に炒めるのが重要です。
玉ねぎを焦がさないように、フタをして蒸し焼きにします。
普通のピコ・ココット ラウンド
通常販売されているピコ・ココット ラウンドには、フタの裏側にピコ（突起）ついています。
フタについた水蒸気は、ピコを伝って食材の上に降り注ぎます。食材に適度な水分が降り注ぐので、蒸し焼きなどがおいしくできるんですよ。
ピコ・ココット ラウンドで蒸し焼きにした玉ねぎ。焦げることなく、玉ねぎがキレイに蒸し焼きされてます。
ココット ヴィンテージシリーズ
「ココット ヴィンテージシリーズ」のフタに裏にはピコがついていません。ツルツルです。
ピコが無いので水蒸気は食材の上に落ちません。水蒸気はフタを伝って、鍋の側面に落ちていきます。
水蒸気が上から落ちないので、食材が乾き、焦げやすくなります。蒸し焼きにしたかった玉ねぎが焦げちゃいました。
フタの密封性がイマイチ
「ココット ヴィンテージシリーズ」はフタの密封性がイマイチです。
材料を茹でていたら、フタの淵からブクブクと泡を出して水蒸気が漏れていきました。
「ココット ヴィンテージシリーズ」だと密着面が小さいため、密封性が落ちてしまうようです。
密封性はストウブの魅力のひとつ。密封性が高いと無水料理ができるんですよ。
無水料理をしたいなら、「ココット ヴィンテージシリーズ」はあまりオススメできません。
カレーの味にも若干の影響あり
「ココット ヴィンテージシリーズ」と、「ピコ・ココットラウンド（20cm）」でカレーを作って食べ比べてみました。
「ココット ヴィンテージシリーズ」で作ったカレーは、少しニンジンが固かったです。火加減のせいかもしれまんが、ちょっと気になります。
まとめ
「ココット ヴィンテージシリーズ」はストウブ初心者にオススメできません！
初心者には普通のピコ・ココット ラウンド
普通のピコ・ココット ラウンドの方が使いやすいです。
フタの裏にはピコ（突起）が付いているし、フタの密封性が高いですからね。
やっぱり改良に改良を重ねて、今の形になっているんだなと実感しました。
ストウブ初心者には絶対普通のピコ・ココット ラウンドがオススメです!
マニアにはヴィンテージ シリーズ
じゃあ、「ココット ヴィンテージシリーズ」は買わない方がいいかというと、一概にそうでもありません。
「ココット ヴィンテージシリーズ」はデザイン性で目を引きます。マニア心をくすぐってくれます。
ストウブユーザーは調理の利便性だけでなく、そのデザイン性に惚れ込んでいる人が多いんです。
僕くらいのマニアになると、大して使わないのにデザインに惚れて買ってしまいます。
「ココット ヴィンテージシリーズ」も一目惚れで購入しました。マニアは絶対に欲しくなる品です。
一部百貨店では限定色あり
一部の百貨店では限定色（オリーブ）が発売されています。三越百貨店 銀座ではオリーブ色が販売されていました。
我思う故に我あり
ちょっと使いにくい鍋ですが、デザインがとっても気に入っています。
煮込み料理もちょっと気をつければ上手くできそうです。う〜ん、ちょっと手のかかる鍋ですが、それはそれで可愛いもんです。
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